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チョン・シニル令状請求延期…パク・ヨンチャ捜査 当分保留

原文入力:2009-05-24午前12:45:08
盧武鉉前大統領逝去

ソン・ギョンファ記者

←盧武鉉前大統領の逝去で注目をあびているイム・チェジン検察総長が23日夜、唇を硬く閉じたまま暗い表情でソウル,瑞草洞の大検察庁庁舎を出ている。 聯合ニュース

ノ・ムヒョン前大統領が急逝されチョン・シニル(66)セジュンナモ旅行会長など ‘パク・ヨンチャ ロビー’ 事件と関連した残る人々に対する捜査も ‘速度調節’ が不可避となった。

検察は23日残る捜査の進行可否について「今の状況は(パク・ヨンチャ ロビー関連)の他の事件に対して話す段階ではない」として直接的な言及自体を避けた。しかし23日午前に予定されていたチョン会長に対する事前拘束令状請求はひとまず後送りした。

イム・チェジン検察総長とムン・ソンウ大検察庁次長など検察指揮部はこの日午前11時から4時間ほど非常会議を開き「他の事件に対して今議論すること自体が意味がない」という結論を出し、盧前大統領の死因に対する検視指揮など後始末に集中することにした。これに伴い週始めに召還を予定していた一部地方自治団体長の召還も延期となった。検察関係者は「国家的な状況が発生したので今日と明日は他の事件を進めないだろう」と話した。

盧前大統領の逝去前日まで検察は政・官界人士に対する本格召還を予告して捜査に拍車を加えていた。検察は22日チョン会長について3回目の召還調査を行い、昨年総選挙時にパク前会長から不法政治資金を受け取った疑惑でチェ・チョルグク(57・慶南,金海乙)民主党議員も呼び調査した。去る21日にはイ・テクスン(57)前警察庁長官を呼んだ。このために検察庁内外では「検察捜査が ‘前・現職政・官界要人’ という最後の段階に入り込んだ」という分析が出てきたところだった。

検察関係者は「詰めの捜査段階で想像もできなかったことが起き、パク・ヨンチャ ロビー捜査に対する内部的悩みが深まらざるをえない」と話した。しかし捜査過程ですでに証拠があらわれたチョン会長などに対する‘身柄処理’手続きは盧前大統領の葬儀が終わった後の適切な時点に再開されるものと見られる。

ソン・ギョンファ記者freehwa@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/356570.html 訳J.S