4日に行われた全国17市・道教育長選挙の結果、最大13地域で‘進歩教育長’が誕生する展望だ。 これは歴代最多だ。 去る2010年の教育長選挙ではソウル、京畿(キョンギ)、江原(カンウォン)、光州(クァンジュ)、全北(チョンブク)、全南(チョンナム)など6地域で進歩教育長が選出された。
5日午前1時現在の開票状況を見れば、大邱(テグ)・大田(テジョン)・蔚山(ウルサン)・慶北(キョンブク)を除く全ての地域で進歩指向の候補の当選が有力だ。 早い時間帯に当選を確定したソウルのチョ・ヒヨン候補をはじめとして、釜山(プサン)でも進歩のキム・ソクチュン候補が32.78%を得票して保守指向のイム・ヘギョン候補(23.77%)を大きく締め出した。 京畿道(キョンギド)ではイ・ジェジョン候補が35.96%でチョ・ジョンヒョク候補(26.15%)を抜き1位を走っている。 仁川(インチョン)では全教組教師出身のイ・チョンヨン候補(31.12%)が保守指向のイ・ポンス候補(28.83%)を上回っている。 その他にも世宗(セジョン)、忠北(チュンブク)、江原(カンウォン)、光州(クァンジュ)、全北(チョンブク)、全南(チョンナム)、済州(チェジュ)などでも進歩指向の候補らが先行している。 これは4日午後6時に発表された出口調査結果とも一致する。
出口調査で接戦地域と予想された慶南(キョンナム)と忠南(チュンナム)でも、進歩指向の教育長当選が有力だ。 慶南では開票率25.83%で進歩指向のパク・ジョンフン候補(37.34%)が中道のクォン・ジョンホ(32.11%)候補と保守指向のコ・ヨンジン(30.53%)候補を抜いて1位を占めた。 忠南は進歩指向のキム・ジチョル候補が32.36%で保守指向のソ。マンチョル候補(31.29%)に若干先んじた状況だが、半分以上を開票した状況(開票率51.40%)であるためこのまま行けば当選の可能性が高い。
反面、保守指向の候補の当選が事実上確定したところは慶北(キョンブク)(イ・ヨンウ候補),蔚山(ウルサン)(キム・ポンマン候補),大邱(テグ)(ウ・ドンギ候補),大田(テジョン)(ソル・ドンホ候補)だ。
チョン・ユギョン記者 edge@hani.co.kr