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‘キル・ファンヨンKBS社長 解任’ 28日が重大分水嶺

登録:2014-05-27 21:16 修正:2014-05-28 07:00
韓国放送(KBS)記者協会、ディレクター協会、経営協会など16の職能協会代表が27日午後、ソウル汝矣島(ヨイド)の韓国放送本館前で記者会見を行い「韓国放送理事会はキル・ファンヨン社長解任推薦案を可決せよ」と要求している。 理事会は28日に開かれる。 パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr

KBS理事会、キル社長解任案 表決
16の職能団体 '迅速な決断' 要求
否決すれば新労組は明日(29日)からストライキ突入

 <韓国放送>(KBS)理事会が28日、キル・ファンヨン社長解任推薦案に関する表決に入るにつれ、韓国放送内外の視線が理事会に集中している。 新労組は解任推薦案が否決される場合、29日からストライキに突入すると明らかにしていて、今回の理事会がKBS事態の重大な分水嶺になる展望だ。

 先ず、韓国放送内部のあちこちで理事会の決断を要求する声が相次いでいる。 韓国放送報道本部キム・ジョンジン デジタルニュース局長、ホン・ギソプ取材主幹、キム・ジンス国際主幹など3人(局長級)は26日、社内掲示板に‘賢明な判断を下してください’という題名の文を載せ、理事会がキル社長解任推薦案を通過させることを要求した。 3人は「KBSが創社以来最大の危機を迎えている。 ‘左派労組による放送掌握’という現実性のない憂慮に動揺してはならない」として「理事会はこの間、各界各層の世論を聴取した。 どんな選択が真っ逆さまに墜落している公営放送KBSを守る道なのか、明確に分かっただろう」と明らかにした。

 韓国放送記者協会、ディレクター協会、経営協会など16の職種協会も27日に共同声明を出し「事態解決の残った方法は、理事会の迅速で確固たるキル・ファンヨン社長解任のみ」とし、理事会を圧迫した。 韓国放送ディレクター協会も理事会が開かれるこの日、一日間の製作拒否に入ることにした。

 言論団体も理事会の決定に注目している。 全国言論労働組合も28日、ソウル汝矣島(ヨイド)の韓国放送本館前でキル社長の解任推薦案通過を要求する記者会見を行う予定だ。 言論改革市民連帯チュ・ヘソン事務総長は「KBS理事会は社長が社長職を遂行できる状況なのか、判断する義務がある。KBSが事実上マヒ状態に陥っており、それによって視聴者の権利が侵害されている以上、理事会に最小限の常識があるならばキル社長解任推薦案を通過させなければならない」と話した。

 解任案通過のためには案を提出した野党推薦理事4人の他に、少なくとも2人の与党推薦理事(7人)が票を加えなければならない。 与党推薦理事はこれまで表決と関連して意志表明をしていない。 ある与党推薦理事は「理事が胸の内を明かさないので結果は分からない」と話した。 別の与党推薦理事は、キル社長の進退を尋ねる質問に「話せる段階ではない」と答えた。 イ・ジョングク記者 jglee@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/media/639409.html 韓国語原文入力:2014/05/27 20:31
訳J.S(1331字)

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