家族対策委、牧師・教授などの妄言に対して
法的対応をすることで大韓弁協と検討…
‘卑下文専門担当モニタリングチーム’設置も
「貧しい家の子供たちは修学旅行で慶州(キョンジュ)仏国寺(プルグクサ)に行けば良いのに、なぜ済州島(チェジュド)へ船に乗って行き、このような事故が起きたのか理解に苦しむ。 朴槿恵(パク・クネ)大統領が涙を流す時、一緒に涙を流さない人は全て人でなしだ。」(5月20日 チョ・グァンジャク韓国キリスト教総連合会前副議長が役員会議でした発言)
「私ども(セウォル号沈没事故被害者家族)と子供たちを卑下する発言が飽きもせずに出てきているが、無視してやり過ごそうとも考えたが、そうするには家族の心がとても痛み社会的に正しい方向ではないと考えます。 今後この部分に対しては理性的で法的な対応をしていきます。」(5月27日セウォル号家族対策委ユ・ギョングン スポークスマンが定例ブリーフィングでした発言)
セウォル号沈没事故で亡くなった生徒と家族たちに対して、最近教授や牧師らの蔑視発言が絶えず、セウォル号事故犠牲者・失踪者・生存者家族対策委員会(セウォル号家族対策委)が今後法的に対応をしていくと明らかにした。
セウォル号家族対策委は27日午前9時30分、安山政府合同焼香所が設置された花郎(ファラン)遊園地京畿道(キョンギド)美術館プレスセンターで定例ブリーフィングを行い、「今後一部の人々の妄言とインターネットに上がってくる卑下性文に対する監視を強化するため、専門担当モニタリングチームを設置し、必要ならば法的対応をしていく」と明らかにした。
ユ・ギョングン セウォル号家族対策委スポークスマンはブリーフィングで「最近ある牧師の行った妄言はこういう積極的な対処の開始になるようだ。 大韓弁協弁護士らと法的対応について妥当性有無を検討している」と話した。
セウォル号家族対策委はまたこの日のブリーフィングで、4つの文科設置などを骨組みとして組織を新たに改編したと明らかにした。 今までセウォル号家族対策委は、委員長と副委員長、総務、10個の班代表などで構成された指導部体制だったが、今回‘葬儀’と‘真相調査’、‘珍島失踪者救助および家族支援’、‘心理治療・生計支援’の4つの分科を設置した。 各分科にも副委員長とスポークスマン、総務などを置いた。 珍島失踪者救助および家族支援分科は2人ずつ2組を交替で珍島現場に派遣し、クォン・ジョンス副委員委員長は珍島に常駐する計画だ。 また、大韓弁協と議論して単一化された寄付募金窓口も用意する計画だ。
ユ スポークスマンは「個人的に寄付をしたいという方の問い合わせがとても多く、その方の意を無視し続けることもできないので、別途の単一化された募金窓口を用意する方案を検討している」と話した。
セウォル号家族対策委は今日午後、セヌリ党と新政治民主連合党代表との面談を持った後、国政調査要求書が採択される予定の国会本会議を傍聴する予定だ。
安山/キム・イルウ、キム・キソン記者 cooly@hani.co.kr