原文入力:2009-05-20午後07:42:32
政府 "不法ストライキ・暴力示威 厳正対応” 明らかにして
労働界 “今月末 労働者集会 強行”
政府が労働界のストライキなどと関連して、今後都心での大規模集会を許可しないと20日明らかにし、‘集会・示威の自由に対する過度な制限’ という批判が出てきている。
参加連帯,民主労働党など80余団体は ‘民主主義守護,公安弾圧阻止のための市民社会団体ネットワーク’(以下 公安弾圧阻止ネットワーク)を結成し、集会・デモの自由を保護するための共同対応に出た。また労働界は都心集会不許可方針に関係なく、今月末に予定している労働者集会を強行する予定であり、政府と労働界・市民社会の葛藤が広がるものと見られる。
政府はこの日ソウル,世宗路,政府中央庁舎でハン・スンス国務総理主催でデモ関連関係長官会議を開き、都心大規模集会は原則的に許さず不法行為は現場検挙を原則として厳正対応することにした。
ハン・スンス総理は「国民経済を担保にした不法ストライキと暴力デモに対しては国法秩序確立次元できっぱりと対処していくこと」として「先進一流国家に跳躍しようとする私たちとしては今回の民主労総,貨物連帯のような後進的示威文化をはやく直さなければならない」と話した。
政府はまた貨物連帯と建設労組のストライキに備え、主要港湾に軍コンテナ車両と貨物連帯未加入車両を投じ自家用貨物車にも有償運送行為を許可する ‘被害最小化対策’ を用意した。
政府の集会制限方針に対し、公安弾圧阻止ネットワークはこの日ソウル,渼芹洞の警察庁前で記者会見を行い「集会・デモの自由は制圧し無力化させなければならないことではないにも関わらず、私たちの社会のいかなる犯罪より重犯罪となっている」と批判した。公安弾圧阻止ネットワークは ‘ソウル市内100ヶ所集会申告’ 運動を行い、警察がどんな理由で集会を禁止するか分析し、23日ソウル,大学路マロニエ公園で ‘公安弾圧粉砕,汎民連弾圧糾弾,民主人権守護大会’ を開くことにした。全国民主労働組合総連盟(民主労総)は「警察が明確でない理由で集会を不許可している」として「予定された集会を開催するだろう」と明らかにした。
一方、大田警察庁はこの日全国労働者大会と関連してソウルと大田,光州など3ヶ所の貨物連帯事務室を電撃押収捜索し、イム・ソンギュ委員長など民主労総幹部6人に出席要求書を発送した。大田地方裁判所は去る16日に開かれた労働者大会で輓章旗竿で警察に暴行し暴力示威を行った疑惑(集会および示威に関する法律違反など)で拘束令状が請求された32人に対し19日令状実質審査を行いユン・某(47)氏など20人の拘束令状を発行した。
ソン・ウォンジェ,ナム・ジョンヨン記者,大田/ソン・インゴル記者wonje@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/355904.html 訳J.S