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ロケット電気 解雇者 70日ぶりに高空座り込み解く

原文入力:2009-05-19午後11:01:20
ユ・ジェフィ,イ・ジュソク氏健康悪化
“復職問題仕上げできず心残り…会社,継続無視すれば再び戦う”

チョン・デハ記者

←旧全南道庁前の閉回路鉄塔で解雇者復職を要求して70日間高空座り込みを繰り広げた光州ロケット電気労働者2人が19日健康上の理由で垂れ幕を巻き上げ降りてきて(左側)記者に囲まれ質問を受けている(右側). 光州/ニューシス

地面に足を踏み出す瞬間目まいがした。(株)ロケット電気解雇労働者ユ・ジェフィ(39)氏とイ・ジュソク(41)氏は19日午前、高空座り込みを解いた。去る3月光州市,東区,錦南路の旧全南道庁前30m高さの鉄塔に上がり70日ぶりだ。これらは2007年9月ロケット電気から‘事実上解雇’をされた労働者11人中復職しなかった7人を復職させろと要求してきた。ユ氏はこの日「解雇問題を終えることができずに降りてきて残念だ」と話した。ユ氏などは長期間座り込みで健康悪化を心配した市民・社会団体の要求により鉄塔から降りた。これらは直ちに光州のある病院応急室に移され健康検診を受けている。

ユ氏など2人は1.65㎡の空間で夜になればからだを曲げたまま背を丸くして眠り、横になって生活して腰と呼吸器など健康が悪化した。この過程で高空座込み場を訪ねてきた市民たちの関心が大きい力になった。光州・全南地域70ヶ市民・社会団体が対策委員会を結成し復職を促した。民主労総幹部たちが高空座込み場を訪ねて同調断食をしたり市民たちも高空座込み場の下に集まりロウソクのあかりを持って励ました。ユ氏は「この間市民・社会団体が連帯して復職を要求し、市民たちも関心を持ってくれてありがたく思う」と話した。

労働界は会社側が復職問題について態度を変えない場合、闘争の強度を高める計画だ。これらは会社側が整理解雇直前 ‘新規募集の時に整理解雇者などをまず採用する’ と約束したが自分たちを除いて関連会社に他の職員3人を採用したと批判した。この会社の解雇労働者チョン・ソンムン(41)氏は「会社側が最小限の要求まで握りつぶすならば他の方式で闘争していくだろう」と話した。

これに対してロケット電気関係者は「会社経営が難しくなり構造調整が必要だったために手続きに従い整理解雇した」として「会社経営事情が相変らず悪く在職中の職員も働き口を保障できない状態で苦しい」と話した。

チョン・デハ記者daeha@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/355803.html 訳J.S