2日午後に発生したソウル地下鉄2号線上往十里(サンワンシムリ)駅電車追突事故の直後、ソウルメトロは自動安全距離維持装置の故障が追突原因と見られると明らかにした。
地下鉄2号線は機関士が手動で電動車を運転している。 自動安全距離維持装置は前の電車との間隔が200m以内になれば機関士がブレーキをかけなくても自動でブレーキ装置が作動するための設備だ。 時速60km程度で走る電車が、緊急ブレーキをかけた場合、制動距離は154mに達する。 このために2260号電車の機関士であるオム・某氏が遅れてブレーキをかけたがプラットホームに停止していた2258号電車に追突したとソウルメトロは説明した。 チョン・スヨン ソウルメトロ運営本部長は「該当線路が曲線区間なので機関士が前方に停車していた電車を見ることができなかったようだ」と話した。
機関士のオム氏は、事故の後 「直前まで電車に異常兆候を感じることはできなかった」と、ソウルメトロ側に明らかにした。 チョ・ソングン ソウルメトロ運転処長は「電車のブラックボックスに該当する‘走行感知装置’分析を通じて区間別移動速度を調査することにした」と話した。 チョ・ソングン運転処長は「事故が起きた車両は(耐久年限が) 25年だ。次期交替対象だがまだ老朽車両と見ることはできない」として、電車の老朽化が事故原因である可能性は低いと説明した。 機関士の‘居眠り運転’の可能性を問う質問には「居眠り運転の兆候があれば警告音が鳴り、3秒後にブレーキをかけなければ自動で非常ブレーキがかかる」と説明した。
一方、衝突した双方の電車に乗っていた乗客1000人余は、事故直後に手動で電車のドアを開けて線路に沿って待避した。 ソウルメトロ側は事故直後に反対側線路の電車が運行している状況なので、先ず2260号電車に‘待機放送’を通じて運行を止めた後‘待避放送’をしたと明らかにしたが、乗客たちは手動でドアを開けて待避する間、そのような案内放送は聞こえなかったと話した。 チョ・ソングン運転処長は「機関士は管制センターに事故の状況を知らせた後、乗客が客車から全員出たことを確認して病院に移動した」と話した。 機関士オム氏は肩骨骨折で治療を受けた後、事故原因と関連して警察の調査を受けた。
事故直後、国土交通部は政府世宗(セジョン)庁舎で中央事故収拾本部を構成し、鉄道安全監督官を現場に送った。 パク・ウォンスン ソウル市長も事故のニュースの報告を受けて直ちに現場に移動して収拾に乗り出した。 また、ソウル地方警察庁は城東(ソンドン)警察署に捜査本部を整え事故原因の調査に入った。
パク・スンホン、ソ・ヨンジ記者 abcd@hani.co.kr