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‘北 核実験’韓・米間で交錯した展望…なぜ国防部だけが先んじるのか

登録:2014-04-24 20:47 修正:2014-04-24 22:41
アメリカの民間衛星写真業者デジタルグローブが撮影した去る6日と19日の北朝鮮 豊渓里(プンゲリ)核実験場の姿。 19日の写真(右側)に補給基地の活動が増加した姿が見える。 米ジョーンズホプキンス大学国際関係大学院 韓・米研究所は22日(現地時間)自らの北朝鮮専門ウェブサイトである‘38ノース’に、北朝鮮核実験施設での活動が増加はしているが、地下核実験が切迫したと言える程ではないと明らかにした。 ニューシス

北朝鮮専門ウェブサイト‘38ノース’
"初期段階あるいはメンテナンス活動"
ホワイトハウスも "動向を鋭意注視" 水準
国防部の "核実験切迫" とは温度差

朴大統領、習近平に電話
"北の説得に努力してほしい" 要請

 北朝鮮の核実験実施可能性を巡り、韓国政府とアメリカの研究機関がそれぞれ違う評価を下し、その背景に注目が集まっている。 国防部は、豊渓里(プンゲリ)核実験場の最近の動きに関して "核実験切迫" と判断した反面、北朝鮮専門ウェブサイト‘38ノース’は "核実験準備の初期段階、あるいは維持保守活動" と評価した。 政府の北核危機強調がセウォル号沈没対応未熟に対する批判世論を糊塗しようとする局面転換用ではないかという疑惑も提起されている。

 アメリカ ジョーンズホプキンス大学の韓・米研究所が運営する北朝鮮専門ウェブサイト‘38ノース’は23日 "北朝鮮の豊渓里(プンゲリ)核実験場周辺で車両、物資の動きが活発になったが、核実験が差し迫ったとまでは見難い" と明らかにした。

 これは前日キム・ミンソク国防部スポークスマンが記者ブリーフィングで「北朝鮮がいつでも決定さえすれば奇襲的に核実験を行える段階」と明らかにしたのとは異なる評価だ。 国防部関係者はこの日も「核実験準備は事実上全て終わった」として、「これは韓-米情報当局が同じように見ていること」と繰り返し強調した。

 ‘38ノース’はこの日「3月初めから去る19日までの6週間に撮った商業衛星写真を観察した結果、豊渓里核実験場の南側坑道入口で物品運送用大型木箱とボックス、木材が捉えられ、車両が往来する姿も観察された」と明らかにした。 しかし‘38ノース’は "北朝鮮が過去3回の核実験前に捕捉されたほどには車両と人員、装備の活動強度が高くなく、特に過去の核実験前に実験資料を送信するために配置された通信用バンと衛星アンテナが見られない」として「核実験準備の初期段階か、春を迎えて施設メンテナンス目的でありうる" と結論を下した。

 これに対して国防部関係者は「軍事衛星は地上の物体を15㎝まで識別する高解像度である反面、商業衛星の解像度は60~70㎝以下」と話した。彼はまた「我々は他の情報手段も保有している」として当局の発表を弁護した。

 しかし政府が公式ブリーフィングで‘北 核実験 切迫’を確認したことは異例なことだ。 実際、韓国以外に‘北 核実験 切迫’を公式確認した政府は存在しない。 アメリカも「(北朝鮮が核実験する)可能性に留意している」(ジェイ カーニー ホワイトハウス スポークスマン)、 「韓半島状況を鋭意注視している」(ジェニファー・サキ米国務部報道官)と明らかにしているだけだ。

 国防部スポークスマンが前日の公式ブリーフィングで「北朝鮮で‘大きい一発を準備している’という話が出ている」と言うなど、非公式情報を紹介したのも前例のないことだ。 この間、国防部は情報事案に対して「確認することはできない」という立場だった。 政府が去る21日までは北核の動きについて‘静かな対応’を維持していたが、22日になって突然積極的公開に転換した背景も疑問を拡大している。

 一方、朴槿恵大統領はこの日、習近平 中国国家主席に電話をかけて「北朝鮮の追加核実験は6者会談再開努力を水の泡に帰させ、韓半島プロセスと南北関係改善努力も動力を失うことになりかねないので、北朝鮮に対する追加的説得努力をしてほしい」と要請したと大統領府が明らかにした。 朴大統領は「中国が北朝鮮の核保有と追加核実験に対して反対の立場を堅持し、北朝鮮を説得する努力をしたことに対し感謝する」として「中国は北朝鮮貿易の90%と経済支援の80%以上を占めており、大きな影響力を持っているので韓半島が平和の道に進めるように中国が今後も努力してほしい」と話した。

パク・ビョンス先任記者、ワシントン/パク・ヒョン特派員 suh@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/634293.html 韓国語原文入力:2014/04/24 10:58
訳J.S(1986字)

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