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北 追加核実験威嚇…今日 韓-米-日首席代表会議

登録:2014-04-06 23:35 修正:2014-04-07 10:01
核実験 事前遮断のための対応方案を議論
明確な突破口が出てくる可能性は少ない
専門家 "北、同時多発核実験の可能性も"
北‘火炎に包まれたオバマ’動画を上げる 北韓の対外宣伝機関‘我が民族どうし’がバラク・オバマ米国大統領と米軍が火炎に包まれた様子を表した動画をユーチューブ等に上げた。 ‘米国のせいだ’というタイトルがつけられた1分33秒の動映像を見れば、北韓は今回の第3次核実験に関する正当性を訴えている。 ユーチューブ画面キャプチャー

 北朝鮮が追加核実験の可能性を繰り返し予告している中で、7日韓-米-日6者会談首席代表が集まり、これを事前に遮断するための対応方案を議論する。 北朝鮮と韓-米-日が各自の道を進んでいる局面で、北核を巡る韓半島の緊張強度がますます高まっている。

 6者会談の韓国側新首席代表であるファン・ジュングク外交部韓半島平和交渉本部長は、韓-米-日3国6者会談首席代表会議出席のために6日午前アメリカに向けて出国した。 彼は出国に先立ち「北朝鮮が軍事挑発をしている状況で核実験まで予告し威嚇している。 今回の会議は韓-米-日3国間で共助を確認し、追加挑発の可能性に備えた対応方案、特に事前遮断のための対応方案を用意する良い機会になるだろう」と話した。 ファン本部長は7日(現地時間)米国ワシントンで3国6者会談首席代表会議をした後、米国・日本とそれぞれ両者会談を行う予定だと知らされた。 ファン本部長の発言に照らしてみれば、3国首席代表会議で北核問題の突破口が用意される可能性は殆どなく見える。

 これに先立って北朝鮮は5日間に2度も‘新しい核実験’に言及して緊張強度を引き上げた。 リ・ドンイル北朝鮮国連代表部次席大使は去る4日、米国ニューヨークで予告なしに記者会見を行い 「米国がミサイルと人権問題で圧迫を継続するならば、新しい形態の核実験をせざるをえない」と明らかにした。 リ次席大使は 「北朝鮮は‘レッドライン’を引いたが、米国が挑発を継続し、この線を越えれば新しい形態の核実験を行う」と主張した。 ‘レッドラインが何を意味するのか’という質問に対して彼は 「これ以上、核とミサイル、人権問題に対する米国のの挑発を放置しては置かないということ」と答えた。 北朝鮮は先月30日にも外務省スポークスマン声明を通じて「核抑制力をより一層強化するための新しい形態の核実験も排除されない」と明らかにした経緯がある。

 一方、米国の代表的な北核専門家であるジェフリー・ルイス非拡散センター(CNS)東アジア局長は5日、北朝鮮が挙論した‘新しい形態の核実験’は、同時多発核実験を意味する可能性が大きいと観測した。 ルイス局長は、北朝鮮専門ウェブサイトである‘38ノース’に寄稿した文で 「北朝鮮が‘新しい形態の核実験も排除されない’と明らかにした点から見られるように、焦点は‘何’ではなく‘どのように’に合わされなければならない」とし、‘新しい形態’という表現を勘案すれば、同じ核実験場で二つまたはそれ以上の起爆装置を一度に爆発させる実験になりうる」と話した。

チェ・ヒョンジュン記者、ワシントン/パク・ヒョン特派員 haojune@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/631512.html 韓国語原文入力:2014/04/06 21:42
訳J.S(1302字)

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