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一団地 分譲価格が1億8千 差?

原文入力:2009-05-18午後09:56:09
仁川 ‘THE # ハーバービュー’ 1・2次価格差大きく…契約者ら引下要求

チェ・ジョンフン記者

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‘同じアパートの分譲価格差が最高1億8千万ウォン?’ 仁川,松島地区で入居を控えたアパート契約者たちが建設会社に対して分譲価格を下げてくれという集団嘆願を提起して出た。以前に供給された1次アパート横に最近分譲された2次アパート分譲価格が3.3㎡当たり100万ウォン近く低くなる状況が発生したことに伴ったものだ。1次アパート契約者らは差額程度を値引きしてくれと主張している。

ポスコ建設が去る13日契約を受けた住商複合 ‘松島THE#ハーバービューⅡ’(548世帯)は分譲価格が低いといううわさが立ち、1順位者平均競争率が60対1を記録する契約突風を招いた。国際業務団地では初めて分譲価格上限制が適用され3.3㎡当たり分譲価格が平均1282万ウォンに策定された。そうなると去る2007年12月に供給された‘松島THE#ハーバービューⅠ’(845世帯)契約者たちが反発して出た。このアパートは分譲価格上限制が適用されなかったために3.3㎡当たり平均1367万ウォンで供給されたためだ。分譲価格上限制は2008年から適用されている。1,2次アパートの分譲価格差は3.3㎡当たり85万ウォンだが一部大型の総額差では最高1億8千万ウォンに達する。

‘THE#ハーバービューⅠ’ 契約者たちは原価公開とともに分譲価格の引下げをポスコ建設に要求している。チョ・ヒョンギュ契約者協議会会長は「いくら分譲価格上限制とは言っても、同じ施工者が作る同じ面積のアパート分譲価格がこんな途方もない違いが生じることがありうるか疑問」として「1次分譲価格は行き過ぎた高分譲価格」と話した。

これに対してポスコ建設は分譲価格上限制により全体的な仕上水準,分譲価格に含まれるオプション項目などが変わるので価格に違いが生じると明らかにしている。最も大きな住宅型である専用154㎡の場合、1次は ‘ペントハウス’ として設計された反面、2次は一般アパートなので差がさらに大きいということだ。ポスコ建設関係者は「二重窓設置など契約者の一部要求事項は検討してみるが、分譲価格を調整するのは不可能だ」と話した。

不動産業界では分譲価格上限制の適用有無により特に中大型分譲価格に差が出るのは、松島以外の他地域でも似た状況になりうると見ている。ただし、松島住商複合の場合には分譲価格上限制の他に市場状況にともなう建設会社の分譲価格政策など他の変化要素も一部作用した。30坪台の場合、中大型とは反対に ‘THE#ハーバービューⅡ’ の分譲価格を ‘THE#ハーバービューⅠ’ より3.3㎡当たり161万ウォンほど高く策定したのが端的な事例だ。

チェ・ジョンフン記者cjhoon@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/property/355577.html 訳J.S