4月末から5月初めまで、韓・中・日三か国の‘ゴールデンウィーク三国志’が繰り広げられる。
韓国の会社員は5月2日の一日だけ休暇処理すれば、何と6日連続で休むことができる。 5月1日のメーデー(労働者の日)から3~4日(土・日),5日子供の日、6日釈迦生誕日が続くためだ。
東南アジアなど人気休養地を連結する航空便は今年初めに品切れになった。最近上限価格である済州(チェジュ)行き航空券を求めることも空の星を取るような有様だ。 ハナツアー広報チームのオ・スンファン氏は11日 「人気地域の航空券は1月から売り切れ始めた」と話した。 ゴールデンウィークの間、大韓航空とアシアナ航空の国際線予約率はすでに90%を越えた。 シム・ムンマン大韓航空課長は「昨年5月1週と比較すると、チケット予約問い合わせも大幅に増えており、予約率は8%ほど増えた」と話した。
内国人が旅だった席は17万人に及ぶ中国人と日本人観光客が満たすものと見られる。 中国は5月1日から3日までがメーデー連休だ。 通常、連休前後に一日ずつ追加で休む慣行があるので、メーデー連休は事実上5日間になる。 韓国観光公社はこの期間に6万8000人余の‘遊客’(中国人旅行者)が韓国を訪れると予想した。 ドラマ<星から来たあなた>が中国の若者の間で‘大当たり’になり、遊客の韓国旅行に火をつけた。 ドラマを通じて人気を集めた‘チメク’(チキン+ビール)の販売量もソウル明洞(ミョンドン)など主な観光地を中心に急増するものと見られる。 韓国観光公社イ・ジュノ代理は「連休期間が相対的に短く、韓国など近距離観光地の人気が高まっただけに中国人観光特需が期待できる」と語った。 ソウル ロッテホテルのシン・ヘウォン代理は「すでに宿泊客の20%ほどが中国人だ。 メーデー連休を迎えて中国人宿泊客の比率はさらに高まるものと見られる」と話した。
冷えこんでいる韓-日関係と為替レートのせいで、以前ほどには熱くないものの、最大で10万人の日本人観光客も韓国を訪れるものと予想される。 日本の伝統的黄金週間である‘ゴールデンウィーク’が、4月29日の‘昭和の日’を皮切りに5月6日まで続くためだ。 昨年の‘ゴールデンウィーク’には日本人10万人余が韓国を訪れた。 韓国観光公社は「日本人観光客は円安の影響を受けるだろうが、今回のゴールデンウィークにも例年と同等の水準の日本人観光客を誘致できるだろう」と展望した。
ソン・ホギュン記者 uknow@hani.co.kr