パク・ウォンスン ソウル市長は3日 中国北京を訪問して、王安順 北京市長と大気の質改善協力合意文に署名した。 共同合意文を見れば、両都市は大気汚染防止のために政策・技術・情報・人材を交流することにした。 また、事務局・経済チーム・文化チーム・教育チームで構成された‘ソウル-北京統合委員会’に環境チームを追加で新設し具体的事業を支援する。 ソウルと北京が主導する東北アジア大気の質改善フォーラムも共同開催する計画だ。 両都市の実務陣は圧縮天然ガス(CNG)バス普及、公共車両に媒煙低減装置取付、道路粉塵吸入車両試験運行などの協力事業を推進する計画だ。
王市長は 「北京市が1998年から相次いで6段階の大気汚染防止措置を出したが、経済が発達し大気汚染問題がますます激化している。 特に自動車の排気ガスと石炭使用が大気汚染の主な原因」とし 「背水の陣を敷く決心、腕を切る勇気でこの問題を解決しなければならない。 早急に解決する」と話した。 パク市長は都市ガス普及拡大、運行ディーゼル車の低公害化など、ソウル市の主な大気改善政策を整理した資料集を渡し、「両都市市民の健康を保護できるよう常時交流して東北アジアの大気の質を変えていく」と話した。
ウム・ソンウォン記者 esw@hani.co.kr