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判事会議を前に…最高裁 ‘電話介入’ 論難

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/355389.html

原文入力:2009-05-18午前01:05:21
法院行政処 判事ら“意見聞く”と言いながら意見伝達
ロウソクのあかり裁判判事らは ‘裁判介入’ 追加公開論議

ソン・ギョンファ記者

シン・ヨンチョル最高裁判事事態を議論するための判事会議が18日全国7ヶ裁判所でいっせいに開かれる予定の中で、大法院がこれら裁判所の単独判事らに電話で今回の事態に対する意見を伝えた事実が明らかになり論議がおきている。シン最高裁判事から裁判干渉にあった当事者らの昨年ソウル中央地裁刑事単独判事らは最近相次いで会いロウソクのあかり事件介入事態を議論したことが17日確認された。

大法院法院行政処所属判事らは17日意見収斂を理由に会議を開く裁判所の判事らに電話をした。法院行政処関係者は「朝の会議で対策を議論する,‘制度改善に関する判事らの意見を聞いてみよう’という提案が出てきて知っている判事を中心に審議官らが電話をした」と話した。しかし一線判事らの間では ‘大法院が判事会議にも介入しようとしている’ という批判が出てきている。

法院行政処のある幹部はこれに対して ‘17日午前の会議で一部審議官らが‘言論に間違って報道された部分は知らせるべきではないか’ という次元で知っている判事らに連絡を取ろうといってなされたこと」としながら「(判事会の)自制を要請した事実はなかった」と明らかにした。

去る2月人事で異動された昨年ソウル中央地裁刑事単独判事らは去る13・16日の二度会って、今回の事態に対する意見をやりとりしたことが確認された。13日には首都圏勤務者らが集まり、16日には地方勤務者らまでが合流し10人余りがシン最高裁判事に対する ‘厳重警告’ 措置とシン最高裁判事の謝罪内容,判事会議などに対して議論したとある参席者が伝えた。

この席で参席者らは ‘判事会議がひきつづき開催されるだけに状況を見守ろう’ と決めたが、シン最高裁判事がずっと席を守るならば裁判介入事例を追加的に公開する方案を検討しようということにも意見を集約したと伝えられた。これらはシン最高裁判事に対する大法院公職者倫理委員会の審議が進行された先月にも会い、事態推移を議論することもした。

一方、18日にはソウル家庭裁判所とソウル西部・議政府・仁川・水原・釜山・蔚山地方裁判所など7ヶ所で判事会議が開かれ、事態の重大分岐点になると予想される。特にソウル家庭裁判所では単独判事らだけでなく合意部所属の陪席判事らも参加する単独・陪席判事連席会議形式の会議が開催されるなど単独判事らより経歴が短い判事らも加勢する動きが現れている。光州地方裁判所単独判事らは19日会議を開く。

7ヶ裁判所の判事会議でも14・15日判事会議を開いた裁判所のように ‘最高裁判事職務遂行に不適切だ’ として事実上、シン最高裁判事の辞退を要求する決議が出てくるかが注目される。仁川地方裁判所のある判事は「シン最高裁判事事件処理に対する評価と司法行政権からの裁判独立保障方案が案件」と話した。 ソン・ギョンファ記者freehwa@hani.co.kr

原文: 訳J.S