原文入力:2009-05-14午前08:59:57
“裁判独立侵害 放置できない
自ら決断し司法府に信頼守らなければ”
ノ・ヒョンウン記者
14日‘シン・ヨンチョル最高裁判事波紋’の対策を議論するソウル中央地裁単独判事会議が開かれる。この会議の開催を主導したある単独判事は13日、名前を明らかにしない条件で<ハンギョレ>のインタビュー要請に応じた。彼は「明日の会議を基点にシン最高裁判事が自ら決断を下さなければならないだろう」と強調した。
-会議でシン最高裁判事問題をどんな形態で議論するか?
“緊急提案形態でシン最高裁判事の去就問題を議論しようと提案するつもりだ。懲戒に焦点を合わせるつもりはない。内部掲示板に文を載せた判事らの意見は ‘シン最高裁判事が自ら決断しなければならない’ ということだ。”
-シン最高裁判事の決断を促す方向で議論するという意か?
“そうするつもりだ。具体的な行為があったのに、何の話もなくじっとしていろというのは裁判独立侵害をそのままにして今後を見ろということだ。換言すれば(シン最高裁判事が)最高裁判事の資格がないと見るということだ。これから国民が司法府の判断を信じることができようか。どんな方式で結論が出るかは分からないが、最大多数構成員が合意できる地点を探す。”
-集団行動が適切でないとの部長判事の文も内部通信網に上がってきたが。
“後輩が先輩裁判官に言及するのが良くないと言うことは、判事に何も言うなということだ。シン最高裁判事の行為は個人の不正やあやまちではない。具体的な行為を通じて刑事単独の裁判に関与し、また独立性を侵害した行動をしたのに、これに対して単独判事が問題提起をしないのでは話にならない。大法院長が懲戒しないというならば本人が決断をしなければならない。裁判官の身分保障を揺さぶろうということではなく、自らの決断を通じて司法府の信頼を守ろうということだ。”
-他の裁判所判事らの気流はどうなのか?
“共感を持ってソウル中央地裁の動きを見ていると理解する。皆が木曜日の会議結果を見守るだろう。”
-イ・ヨンフン大法院長の ‘厳重警告’ はどのように評価するか?
“大法院長の立場では懲戒請求が負担だったかもしれない。私たちは(大法院長の決定とは関係なく)シン最高裁判事に決断を促す側へ行くだろう。”
ノ・ヒョンウン記者goloke@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/354883.html 訳J.S