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検察捜査結果 ひっくり返すほどの新事実含んでいるかも

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/354526.html

原文入力:2009-05-12午後07:28:36
キム・ソクキなど指揮ライン陳述調書含む

キル・ユンヒョン記者

公開拒否3000ページにはどんな内容が

検察が公開を拒否している3000余ページの ‘龍山惨事’ 関連捜査記録にはどんな内容が含まれているだろうか? 検察は「裁判と関係がない内容」と明らかにしているが、弁護団側は事件の実体を明らかにする核心内容だと主張している。

ひとまず ‘未公開3000余ページ’ には鎮圧作戦当時、警察の核心指揮ラインにいた人物らの陳述調書が含まれている。当時、指揮ラインはキム・ソクキ ソウル警察庁長官,シン・トゥホ ソウル庁機動団長,ペク・ドンサン龍山警察署長などだ。ここにはまた龍山惨事の被害者であり目撃者である一部警察特攻隊員らの陳述調書,龍山撤去業者のH建設職員の陳述などが入れられた捜査報告書なども含まれている。

弁護団は当初検察が公開しなかったが先月24日 ‘ちびりちびり’ と公開した500余ページに含まれた内容から推し量ると、残り2500余枚の捜査記録には検察の捜査結果をひっくり返すほどの新しい事実が含まれていると見ている。

検察が追加で出してきた500余ページの捜査記録を分析した弁護団の資料によれば、この捜査記録には「怖くなったからだった」として自身の1次陳述を翻意する特攻隊員の証言や、検察が主張する火災原因と矛盾する特攻隊員の目撃談などが含まれている。また一部特攻隊員は特攻隊の不十分な安全対策と危険な鎮圧作戦に対する物足りなさ等も述べている。また「作戦遂行過程で撤去業者と警察は何の関連もなかった」という警察側主張と異なり、撤去業者職員と龍山警察署関係者が何回も電話でやりとりした事実などが龍山警察署職員の陳述を通じて確認されている。

撤去民弁護団のクォン・ヨングク弁護士は「当時、警察核心指揮ラインの陳述が公開されてこそ警察が事前に十分な準備なしに無理な鎮圧に出る過程を理解できることになる」として「これは今回の惨事の実体的真実を把握するのに核心的な判断根拠になるだけでなく、有無罪と量刑判断に直接的な影響を与える情報」と話した。 キル・ユンヒョン記者

原文: 訳J.S