原文入力:2009-05-12午後07:09:38
チョン・サンミョン前総長, 検察批判性発言 波紋
“シン最高裁判事見て国民の裁判官信頼 墜落”
←チョン・サンミョン検察総長が18日午前、ソウル,瑞草洞の大検察庁大会議室で開かれた全国公安部長検事会議に参加している。(ソウル=聯合ニュース)
チョン・サンミョン(写真)前検察総長が12日「裁判官に対する尊敬と信頼が地に落ちた」と司法府を批判した。チョン前総長はまた「検察で一番問題になるのは政治的中立性であり、我が国では(検察が)権力機関」と検察の政治的中立も強調した。
彼の発言はシン・ヨンチョル最高裁判事の ‘ロウソクのあかり裁判’ 介入波紋から裁判官の裁判独立が疑問視され、検察のノ・ムヒョン前大統領捜査が真っ最中の状況で出たことで注目される。
チョン前総長はこの日午後、ソウル大法科大学百周年記念館大講堂で開かれた ‘法曹人の現実と夢’ という主題の招請講演で「国民はシン最高裁判事問題を見て、裁判官が法律と良心に従い独立して裁判を行うのでなく上で指示をすればそのまましていると考えることもできる」として「(国民の)裁判官に対する尊敬と信頼が完全に墜落した」と話した。
彼はまた「この前までは検察を指揮してきたが、検察で一番問題になるのは政治的中立性だ。‘検察は権力の侍女だ’ という話があるが本当に難しい問題」と指摘した後、「一番重要なのは検察総長と各検事たちが‘情熱を持って中立的に捜査しなさい’という国民が与えた天命を守るという意志」と話した。チョン前総長は一歩進んで「世の中が透明になりインターネットが発達し、もう国民に嘘をついて隠すことはできない世の中になった」として「検察の政治的中立性が毀損されれば果敢に批判するのも検察の政治的中立性を守る道」と強調した。チョン前総長はこの日の講演と関連して<ハンギョレ>との通話で「特定人や特定事件捜査を念頭に置いたものではない」と話した。 キム・ミンギョン記者salmat@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/354508.html 訳J.S