原文入力:2009-05-10午後07:26:53
チョン氏 所有 龍仁市土地 ‘送電塔 線路計画’ 変更
2余万近隣住民・総神大 “電磁波被害” 反発
ホン・ヨンドク記者
←京畿道,龍仁市,陽智面 送電線路 移転状況
イ・ミョンバク大統領の側近であるチョン・シニル セジュンナモ会長などが所有する京畿,龍仁市,陽智面,陽智里の12万坪余りの土地に大型送電塔が通る予定だったが、設計変更を通じて2万人余りが暮らす近隣陽智村と総神大龍仁校庭側に路線が変わったことが明らかになった。これに対して住民と総神大は「不法な権力型不正」として反発している。
10日午後2時頃、陽智村住民など200人は陽智面住民会館に集まり送電塔路線を本来位置に戻すことを要求する集会を開き街頭行進も行った。住民たちと韓電などの話を総合すれば、韓電は去る2005年8月新安城~新加平の80kmに送電線路を建設する事業を承認した。この事業は首都圏および京畿一帯の電力需要増加に伴うもので、76万5千Vを送る送電塔155ヶを建てることを内容としている。
当初設計案を見れば、39~42番送電塔がチョン会長などが共同所有する12万坪の土地の中央を横切るようになっていた。しかしノ・ムヒョン政府時の2007年6月、41・42番送電塔が場所を移してイ・ミョンバク政府時の昨年8月には39・40番送電塔が場所を移す設計変更がなされた。この2回の設計変更を通じて、4ヶの送電塔はチョン会長などが所有する土地の真中から200m南側の土地の境界地域に場所が変わった。だが送電塔を移されたところは総神大と陽智村がある所で、住民たちは電磁波などの被害と不安感に苦しめられることになった。
韓電側は設計変更について「チョン会長が今後の土地活用度向上のために、筆地境界に送電塔位置を移してくれという嘆願を提起したことに伴うもの」と明らかにした。
総神大が異議を提起し韓電は「チョン会長の土地12万坪を買いとれば路線を当初設計のとおりに変えることができる」と明らかにしたと分かった。これと関連して総神大側は「チョン会長が公示市価で坪当たり1万8千ウォンの土地を坪当たり12万5千ウォンとなる150億ウォンで買えと提案した」と話した。
龍仁/ホン・ヨンドク記者 ydhong@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/354160.html 訳J.S