原文入力:2009-05-08午前09:01:34
54階ランドマークなど7棟 開発計画発表
集娼村貫通道路 年末までに8車線に拡張
ユン・ヨンミ記者
‘清涼里588’ に 超高層住商複合ビル
ソウルの代表的な性売買地域の一つである清涼里駅周辺が歴史の中に消え、その跡に最高200mの高さの超高層ビルを含む住宅商店複合団地が入る。
ソウル市は東大門区の俗称 ‘清涼里588’ 一帯 清涼里均衡発展促進地区に最高54階(200m)のホテル・業務・販売・文化・住居など住商複合建物7棟を新築する内容の ‘清涼里均衡発展促進地区開発基本計画変更案’ を7日発表した。
清涼里駅周辺地域はソウル東北地域交通の要衝地だが性売買地域,露天商,老朽既存市場などが密集し、周辺環境が劣悪だという評価を受けてきた。また旺山路と踏十里道など周辺道路も常に渋滞する上に緑地施設も殆どなく住民たちの開発欲求が大きかった地域だ。
これに伴いソウル市はこの地域の都市環境を改善しようとしたが、住民たちの利害関係に衝突で進展を見ることができなかったが、2003年に清涼里均衡発展促進地区に指定し開発基本計画を用意した。
開発基本計画変更案によれば、この地域には販売・業務・宿泊・住居など多様な用途で使われる54階規模のランドマーク タワーが入り、この建物は清涼里民間駅ビルと連結する。また周辺には30~44階規模(最高高さ150m)の建物5棟と9階規模の文化施設1棟も建設される。文化施設には天文体験学習空間,4D体験館などが設置され、最先端マルチプレックス シティの求心役割を果たすと見られる。
これと共に、清涼里から新設洞につながる旺山路(179m)周辺には商業・文化施設を誘致し中央に広場を配置する計画だ。これにより半径5km以内に位置するソウル市立大と慶煕大,韓国外国語大,高麗大など8ヶ大学の学生と若者たちが自然に流入するものと市は見通した。
市は清涼里区域のビルと清涼里民間駅ビルを連結するのはもちろん、踏十里道の向かい側の再開発地域,青果市場,龍頭1都市環境整備事業地域を連結する歩行路を作り、公園2ヶ所,広場3ヶ所も作る計画だ。
この他に劣悪な道路など基盤施設を改善するために計400余億ウォンの事業費を投資する計画だ。集娼村を貫く25m道路を32m 8車線に拡張する工事を今年末までに終わらせ、踏十里陸橋構造改善工事も今年末に着工する予定だ。合わせて ‘典農洞588~ペボン路高架道路’ と ‘踏十里道連結高架道路’ 建設も検討する。
市は基盤施設設置が終えられる2013年には清涼里一帯の接近経路が多様化し近隣幹線道路の交通量が分散し交通環境が格段に良くなると展望した。
ユン・ヨンミ記者youngmi@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/353832.html 訳J.S