原文入力:2009-05-07午後10:39:45
本部など19ヶ所で同時実施…6人連行
統一学術祭典 大学生も保安法違反 調査
ホン・ソクチェ記者,キム・キソン記者,キム・テヒョン記者
←警察が7日午前、ソウル,龍山区,南営洞の祖国統一汎民族連合南側本部事務室で押収物品を箱につめて出てきている。この日国家情報院と警察は、汎民連南側本部と地域事務室など18ヶ所を押収捜索しイ・キュジェ議長など幹部6人を国家保安法違反疑惑で逮捕した。 キム・テヒョン記者xogud555@hani.co.kr
←忠北地域の市民社会団体会員たちが7日午後、忠北,清州市,興徳区,聖化洞の国家情報院忠北支部前で記者会見を行い、この日国家保安法違反疑惑で逮捕された全国農民会総連盟忠北道連盟組織部長ユン・某氏と6・15共同宣言実践南側委員会忠北本部幹部など3人の釈放を要求している。清州/ニューシス
国家情報院と警察庁保安捜査隊が7日、国家保安法違反疑惑で祖国統一汎民族連合(汎民連)南側本部事務室など計19ヶ所を押収捜索した。国家情報院はこの日イ・ギュジェ(73)汎民連議長など6人を逮捕し、国家情報院,内谷洞本部と清州の忠北支部で調査していると分かった。国家情報院が直接公安事件捜査に入ったのは2003年のソン・ドゥユル教授事件以後6年ぶりだ。
国家情報院と警察はこの日朝6時30分頃、イ議長など汎民連幹部らの自宅12ヶ所とソウル本部・仁川京畿連合など地域事務室6ヶ所、この団体のホームページと電子メール サーバーを運営する会社などに対して一斉に押収捜索を行った。これらは汎民連事務室のコンピュータ ハードディスクと会計帳簿,出版物などを確保し分析している。
国家情報院はまた汎民連のイ議長など3人と6・15共同宣言実践南側委員会忠北本部の幹部3人など計6人を逮捕した。国家情報院はこれらを相手に許可なしに北側と会合・通信したかを問い質す一方、機関誌の月刊<民族の進路>等の出版物を通じて北韓を称賛・鼓舞したかも調べると伝えられた。
ウォン・ジンウク汎民連事務次長は「今まで北韓訪問過程ですべて国家情報院と統一部の許可を受けており、<民族の進路>は去る10年間公開的に100号を発行してきたが全く問題にならなかった」と話した。
一方、京畿地方警察庁も2年前に開かれた統一学術祭典に論文を出した大学生らに対して、国家保安法違反疑惑で捜査中という事実がこの日確認された。警察は去る4日、亜洲大学生イ・某氏など3人の自宅などを押収捜索し、イ氏を任意同行形式で連れて行き調査中だ。‘南北共同宣言実践連帯’ は声明を出し「大学生たちが参加した2007年9月の ‘統一学術祭典’ 行事は合法的であり大衆的な統一行事」と主張した。
京畿警察庁保安課関係者は「論文だけでなくこの学生たちの全般的活動を調査する」と話した。 ホン・ソクチェ,水原/キム・キソン記者forchis@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/353772.html 訳J.S