原文入力:2009-05-08午前06:53:16
“税務調査宥和ロビー関連 金銭取引 規模確認中”
チョン氏周辺18ヶ所押収捜索…早ければ来週初め召還
ノ・ヒョンウン記者
←大検察庁中央捜査部がチョン・シニル セジュンナモ旅行会長の自宅と事務室を押収捜索した7日午前、ソウル,中区,太平路の事務室入口で職員らが事務室内部取材を防ごうと透明な部分を新聞紙で覆っている。チョン会長はパク・ヨンチャ前テグァン実業会長の国税庁税務調査宥和ロビーに介入した疑惑を受けている。 キム・テヒョン記者xogud555@hani.co.kr
検察がイ・ミョンバク大統領の側近のチョン・シニル(66)セジュンナモ旅行会長がパク・ヨンチャ(64・拘束起訴)前テグァン実業会長の税務調査宥和ロビーと関連し、パク前会長と金銭取引をした手がかりを確保し、7日チョン会長の自宅と事務室など18ヶ所を押収捜索した。検察は早ければ来週初めにもチョン会長を呼び調査する方針だ。
大検察庁中央捜査部(部長 イ・インギュ)は口座追跡等を通じてチョン会長がパク前会長と何回も金銭取引をした事実を確認し、この内昨年税務調査宥和ロビーと関連したと見られる金銭取引の正確な規模を明らかにすることに捜査を集中している。検察関係者は「パク前会長とチョン会長の金銭取引中、税務調査宥和請託と関連した取引規模を確認している」と話した。
検察はこの日午前、ソウル,太平路と瑞草洞のセジュンナモ旅行事務室と系列会社のセソン港運事務室,城北洞のチョン会長宅に捜査チームを送り各種会計資料と電子メール ファイルなどを確保した。検察はまたチョン会長側と取引のあった15人の自宅も押収捜索した。検察はチョン会長が2007年ハンナラ党大統領選候補選挙戦と大統領選挙直前にセジュンナモ旅行株式を売って用意した300億ウォン台の資金に対する資料も確保し、国税庁から株式売却関連課税資料を譲り受けて分析している。
検察はこれと共に大統領選挙直前にイ大統領がチョン会長の預金を担保として借りハンナラ党に出したという特別党費30億ウォンに対してもチョン会長を相手に調査すると明らかにした。検察関係者は「大統領選挙戦資金は今回の捜査の対象ではないが、疑惑が提起されただけに30億ウォン部分も調べている」と明らかにした。
税務調査宥和ロビー疑惑捜査が本軌道に上がり疑惑の中心人物の一人であるハン・サンリュル(56・米国滞在中)前国税庁長に対する召還調査の必要も大きくなっている。ホン・マンピョ大検察庁捜査企画官はこの日「ハン前庁長と連絡をやりとりしており、真相究明に協力するという意志の伝達を受けた」と話した。
一方、検察は去る6日ソウル地方国税庁調査4局事務室を押収捜索したのに続き、昨年テグァン実業税務調査を引き受けたチョ・ホンヒ前調査4局長(現国税庁法人納税局長)等を参考人身分で呼び調査したと明らかにした。検察はこれらを相手に国税庁が確保したテグァン実業金融・会計資料と上部にあげた報告書の間に縮小・脱落した部分があるか問い質した。 ノ・ヒョンウン記者goloke@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/353837.html 訳J.S