‘朴正熙大統領96回生誕祭’が慶北(キョンブク)亀尾市(クミシ)上毛洞(サンモドン)の生家で行われた14日、参拝客らが高さ5mの銅像前に立っている。 下の小さな写真は亀尾地域の茶道の集いの会員たちが茶礼儀式を行い礼をする姿だ。 銅像はナム・ユジン亀尾市長の提案で建設推進委員会が構成され、2年前のこの日、朴槿恵(パク・クネ)大統領らが参加した中で除幕された。 ナム市長は昨年に続き今年の生誕祭にも朴元大統領を‘半人半神’と称し論議をかもした。 朴元大統領は銅像で国家ビジョンを提示した演説文の巻物を握っている。 銅像の前には医療保険制度施行、7・4南北共同声明発表、自主国防実現など18項目を朴元大統領の主要業績として記録した小さな銅板が設置されている。 維新とクーデター、緊急措置などの人権弾圧、民主主義破壊の記録は生家のどこにもない。 彼を韓国社会に光と影を同時に垂らした元職大統領の姿そのままに見せることはできないのだろうか。
亀尾/キム・テヒョン記者 xogud555@hani.co.kr