本文に移動

朴大統領 「セマウル運動、国民統合運動へ」

登録:2013-10-20 20:52 修正:2014-09-05 21:06
順天(スンチョン)セマウル(新しい村)指導者大会出席
民主党 "官営運動にしてはならない"
朴槿恵(パク・クネ)大統領と全国セマウル指導者が20日午前、全南(チョンナム)順天(スンチョン)のパルマ体育館で開かれた‘2013全国セマウル指導者大会’で羅針盤造形物を回すビジョン宣言式をしながら拍手している。 順天/大統領府カメラマン団

 朴槿恵(パク・クネ)大統領が国民統合を導く共同体運動として‘第2のセマウル運動’を提案し 「都市と農村、首都圏と地方の格差を解消して、世代と地域・階層間葛藤の谷を埋めていくことが第2のセマウル運動にとって重要な課題にならなければならない」と強調した。

 朴大統領は20日、全南(チョンナム)順天(スンチョン)のパルマ室内体育館で開かれた‘2013全国セマウル指導者大会’に参加してこのように明らかにし、「第2のセマウル運動が内容と実践方式を時代に合わせて変化させた未来指向的市民意識改革運動に発展していくことを期待する」と話した。 朴大統領は続けて「過去には勤勉・自助・協同の自立運動を通じて絶対貧困からの脱出口を開いたとすれば、今度は分かち合い、奉仕、配慮の実践徳性を通じて共同体精神を復元することが至急求められている」と付け加えた。

 これと共に朴大統領は「第2のセマウル運動は国民の創造力を引き出す創造運動、文化的力量を育てる文化運動にならなければならない」とし 「都市と農村の草の根文化運動や地域特性に合う現場中心の創造経済を実践することがセマウル運動を通じて具現されることを期待する」と話した。

 朴大統領は父親の朴正熙元大統領の時に進行されたセマウル運動に格別の意味を付与した。 彼女は 「セマウル運動は我が国の現代史を変えた精神革命であったし、我が国民に‘為せばなる’という自信を植え付け世界が注目する漢江(ハンガン)の奇跡を成し遂げる動力になった」と評価した。 これを基に朴大統領はセマウル運動が第3世界国家にも寄与できるグローバル運動になりうるという意志も表明した。 朴大統領は「私が会った多くの開発途上国の首脳たちが、一様にセマウル運動の成功事例をベンチマーキングしていて、実際に成果を上げている国も多い。 今後政府はセマウル運動の経験とノウハウを共有することを国際協力プログラムの重要事業として推進していく」と明らかにした。

 この行事には全国からの4000人余りのセマウル指導者だけでなく、モンゴル、ネパール、ラオスなど地球村セマウル事業と関連した22ヶ国74人の外国セマウル指導者とアジア・アフリカなど駐韓外交使節団も席を共にした。

 これに先立って朴大統領はこの日午前、順天で開かれている‘2013順天湾国際庭園博覧会’を訪問し、博覧会の成功的誘致と進行などを激励した。 朴大統領の湖南(ホナム)訪問は去る5・18民主化運動記念式出席のために光州(クァンジュ)を訪問したのに続き二度目であり、全南(チョンナム)を訪問したのは就任後初めてだ。

 これに対しパク・ヨンジン民主党スポークスマンは「朴大統領の第2セマウル運動が政権主導の官営運動に転落してはならず、与党の組織力拡大と関連させるとんでもない方向に流れてもならない」と話した。 ソク・ジンファン、ソン・ホジン記者 soulfat@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/607792.html 韓国語原文入力:2013/10/20 20:00
訳J.S(1513字)

関連記事