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南北梗塞 後暴風 民間訪北 事実上 ‘STOP’

原文入力:2009-05-06午前08:50:22
政府 “選別検討” と言いつつ実際には ‘全面不許可’
開城・金剛山 以外地域 訪北許可 ‘バラ会’ 1件だけ
我が民族助け合い・とうもろこし財団など支援の道塞がれる

イ・ジェフン記者

←29日午後、2009離散家族招請行事に参加した失郷民たちが坡州市,烏頭山統一展望台で北に対する説明を聞いている。坡州/キム・テヒョン記者xogud555@hani.co.kr

‘開城地域911,金剛山48,その他地域 0. ’統一部が集計した5日現在,
北韓に滞留している南側人員規模だ。開城工業団地運営と金剛山観光地施設維持のための人材を除いては南側の人が北側に1人もないということだ。

北韓の長距離ロケット発射に先立ち先月4日政府が北側に留まっている南側人材員の撤収を ‘要請’ して以来、1ヶ月が過ぎ民間次元の人道的支援および経済協力事業のための北韓訪問が事実上途切れた状態だ。この期間に開城・金剛山以外の地域の北韓訪問が許された事例はただ1件。北側の小児肝疾患者治療プロジェクトを進めている改新教系医療支援団体である ‘バラ会’ 関係者5人が先月29日から今月2日まで北韓を訪問したのが唯一だ。

こういう訳で人道的支援団体と経済協力関係者たちは「事実上の全面北韓訪問不許可状況」と指摘している。政府は ‘選別検討’ が公式方針だと明らかにしている。バラ会の北韓訪問の他にも ‘暖かい韓半島 愛の煉炭分かち合い運動’ 等が開城と金剛山地域を訪問し煉炭などを渡したということだ。

だが実状は ‘選別検討’ というより ‘北韓訪問不許可’ に近い。開城と金剛山以外の地域で賃加工など経済協力事業をしている事業者らの北韓訪問は先月4日以後ただの一件もなされずにいる。またバラ会を除く他の民間団体の平壌など北韓訪問申請も政府の ‘協力要請’ に詰まりぞろぞろ取り消しになっている。

政府の態度が不動の姿勢というわけではなかった。イ・ミョンバク政府になって、非軍事分野での南北当局者間の初めての会合だった先月21日の ‘開城接触’ 直後、政府内では当局間対話のモメンタムを継続しようという次元で民間団体などの北韓訪問 ‘正常化’ を積極的に検討することもした。キム・ホニョン統一部スポークスマンは先月24日ブリーフィングで「(民間団体などの北韓訪問を)正常化させるために慎重に検討している」と明らかにした経緯がある。先月29日バラ会の北韓訪問承認はこういう気流により行われたものだ。

だが3月30日発生した現代峨山職員O氏の開城抑留事態が長期化の兆しを見せ、北韓が先月29日第2次核実験および長距離ミサイル発射の可能性を明らかにする外務省スポークスマン声明を発表した直後に政府内部気流が再び凍りついた。我が民族助け合い運動と国際とうもろこし財団などの2日平壌訪問日程が取り消しになり、5日と6日に予定されていた民間団体の北韓訪問日程も同じように取り消しになった。

カン・ヨンシク我が民族助け合い運動事務総長は「人道的支援団体らの北韓訪問は2006年10月北韓の核実験直後にもなされた」として「人道的支援目的の北韓訪問および物資搬出を身辺安全問題などを理由に事実上許さないのは名分がない」と批判した。50ヶ余りの対北韓人道的支援団体らの集いである対北協力民間団体協議会は6日会議を開き、最近の状況に対する意見を集約し政府に伝達する予定だと伝えられた。

イ・ジェフン記者nomad@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/353436.html 訳J.S