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韓国国会・中国全人代、史上初の共同発表文 「日本の一部指導者の歴史認識に深刻な憂慮」

登録:2013-09-05 22:18 修正:2014-09-05 13:21
安倍晋三 日本総理

 我が国の国会と中国の全国人民代表大会(全人代)代表団が日本の歴史歪曲に憂慮を表明し、韓半島非核化に共感するという内容の共同発表文を出した。

 韓・中議会定期交流体制会長を務めているイ・ビョンソク国会副議長と韓国代表団は5日、国会で記者会見を行い先月20日に中国全人代の代表団との第8次合同会議で引き出した合意結果を発表した。 中国側は4日午後、同じ内容を言論に公開した。

 イ副議長など韓中議会定期交流体制韓国代表団は 「韓・中議会代表団は日本の一部指導者と政治家たちが過去の歴史に対して歪曲された認識を示していることに対して深刻な憂慮を表明し、日本が東アジアと国際社会の普遍的歴史認識に立って過去の侵略と植民統治の歴史に真正性を持って反省する土台の上で、周辺国と共に未来指向的協力関係構築に参加することを促した」と明らかにした。

 これら代表団は北韓核問題と関連しても「韓半島非核化が地域の平和と安定に緊要だということに両国代表団が認識を共にし、6者会談再開のために共に努力することにした」と説明した。

 現在推進中の韓-中自由貿易協定(FTA)が高水準の包括的協定になるよう努力するということで意見を共にしたと韓国代表団は伝えた。

 韓・中議会定期交流体制は両国間友好協力関係の維持・発展のために2006年9月に発足した議員の外交団体であり、両国の懸案に対して共同発表文を作り公開したのは今回が初めてだ。

キム・スホン記者 minerva@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/602394.html 韓国語原文入力:2013/09/05 21:44
訳J.S(774字)

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