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初めての感染 5才児 “とても痛かったけど今は大丈夫”

原文入力:2009-04-30午前09:53:19
SI初発病が疑われる村の住民たち “800人痛かった”
“保健当局, 感染者発生知らせず” 非難

←豚インフルエンザ事態で関心を集めたメキシコ少年エルナンデス.

5才のあるメキシコ少年が豚インフルエンザ(SI)事態渦中で世界的関心の対象に浮上した。
エドガーエルナンデスというこの少年が暮らしているメキシコ ペラクルス州のラグロリア村が初めての発病地として疑われ、特にこの少年が去る23日公式に初感染患者として確認されたためだ。2500人余りが暮らすこの村から約8.5km離れたところに大規模豚農場が位置しており関連性が注目されている。エルナンデスは「からだがとても痛かったけど今は大丈夫」と話しているものの、言論取材陣とペラクルス州知事などが相次いで訪問し少年に会っている。

村の住民たちは2~7ヶ月の2人の赤ちゃんが去る2月9日と3月12日肺炎で亡くなり、去る3月中旬以後800人の住民が痛かったとし、この村が初めての発病地と主張している。この村のある住民は「ニュースで豚インフルエンザの症状を聞いた時、私たちが体験した症状とあまりにも全く同じだった」と話した。住民たちは赤ちゃん2人が検査もせずに埋蔵され、保健当局が最近までエルナンデスがメキシコ初めての豚インフルエンザ感染者として確認されたという事実を明らかにしなかったと非難した。また住民たちは近隣豚農場の排せつ物で水と空気が汚れ今回の発病の原因だと主張している。

←メキシコで豚インフルエンザの初発病地として疑いを受けているペラクルス州のラグロリア村の豚農場で、管理人が沈鬱な表情でもたれている。 ラグルロリア/AP連合



だが、メキシコ保健当局は住民たちの主張に反論している。ミケル アンヘル レサナ メキシコ国立伝染病統制センター長はエルナンデスが去る4月1日に症状を示したが、それはカリフォルニアで2人の患者に症状が現れた数日後だと明らかにした。レサナセンター長は「カリフォルニアとメキシコの内、どこで始まったのかは分からない」と話した。他の保健当局者は豚インフルエンザは呼吸器疾患であり排せつ物と関連がないとし、豚農場と発病との関連性を否認している。豚農場側も豚や職員らに異常症状が現れていないと明らかにした。 キム・スンベ記者marcos@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/america/352564.html 訳J.S