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ハンナラ ‘惨敗’…‘MB独走’ 警告

原文入力:2009-04-30午前12:41:54
国会議員再選挙 5ヶ所全敗…始興市長選挙も民主に敗北
激戦地 富平乙 民主党ホン・ヨンピョ,蔚山北区 進歩新党チョ・スンス当選

パク・チャンシク記者

←チョ・スンス進歩新党蔚山,北区候補が29日夕方、蔚山,北区,虎渓洞の事務室で当選が確実視されるやシム・サンジョン前進歩新党共同代表,ノ・フェチャン代表とともに花束を持って歓呼している。 蔚山/イ・ジョングン記者root2@hani.co.kr

29日全国五ヶ所で行われた国会議員再選挙でハンナラ党が一ヶ所も勝つことができず全て敗れた。
この日夜11時20分現在、中央選挙管理委員会開票集計の結果、仁川,富平乙選挙区では民主党ホン・ヨンピョ候補が49.54%を得て、ハンナラ党イ・ジェフン候補(39.09%)を破り当選した。慶北,慶州選挙区では親パク指向無所属のチョン・スソン候補が48%を得て、ハンナラ党チョン・ジョンボク候補(35.45%)より先んじた。蔚山,北区では進歩新党チョ・スンス候補が49.2%を得票し、ハンナラ党パク・テドン候補(41.37%)を抑えて当選した。

野党圏がイ・ミョンバク政府‘失政’評価と牽制の必要性を掲げた今回の選挙でハンナラ党が全敗したことによる波紋は大きいと見られる。与党では選挙結果を巡って指導部問責および親イ・親パク グループ間責任論議など内部葛藤が予想される。

民主党指導部と公認葛藤を生じさせ全州,徳津に無所属で出馬したチョン・ドンヨン候補は72.27%の得票で、12.93%に終わった民主党キム・クンシク候補を圧倒し当選した。全州,完山甲選挙区ではチョン・ドンヨン候補と無所属連帯を形成したシン・コン候補が50.38%を得票し、民主党イ・グァンチョル候補(32.25%)を抑え当選した。

進歩新党は今回の選挙を通じて民主労働党から離党し創党した後、初めて院内進出に成功した。また民主労働党との候補単一化を通じて状況が逆転することにより進歩政党および全野党陣営の連帯議論を加速化させる契機になるものと見られる。

国会議員選挙に次ぐ政治的意味を持つ京畿道,始興市長選挙でも、民主党キム・ユンシク候補(46.08%)がハンナラ党ノ・ヨンス候補(44.05%)を抑えた。

←ホン・ヨンピョ仁川,富平乙再選挙民主党候補が29日夜、仁川,富平区,葛山洞選挙事務室で当選が確定するや支持者と共に歓呼している。 仁川/キム・ジンス記者jsk@hani.co.kr

この日同時に行われた忠南道教育長選挙ではキム・ジョンソン候補が31.35%を得て、19.87%を得たカン・ポクァン候補に先んじ、慶北道教育長選挙ではイ・ヨンウ候補が41.99%を得て、34.08%を得たキム・チョル候補に先んじた。

広域3ヶ所と基礎4ヶ所で行われた地方議員選挙では全南,長興第2選挙区と光州,西区タ選挙区など湖南地域2ヶ所でチョン・ウテ,リュ・ジョンス候補など民主労働党候補が民主党候補を破った。

ユン・サンヒョン ハンナラ党スポークスマンはこの日夜、論評で「国民の意思を謙虚な気持ちで受け入れる」として「私たちに何が不足していたのか振り返ってみる」と明らかにした。

チョン・セギュン民主党代表は「(国民が)イ・ミョンバク政権の無能と失政を断固として審判して下さった」として「首都圏で勝利を与えて下さった国民の皆様に感謝申し上げる」と話した。チョ・スンス進歩新党候補は「進歩陣営単一化を共に作り上げた民主労働党とキム・チャンヒョン候補との共同の勝利、一歩進んで労働者・庶民の進歩政治を望む北区住民皆の勝利」と話した。

中央選挙管理委員会はこの日全国16ヶ地域再補欠選挙で、教育長選挙を除く有権者131万9614人中45万4714人が投票し34.5%の投票率を記録したと明らかにした。国会議員再選挙が行われた5ヶ地域の投票率は40.8%だった。パク・チャンシク選任記者,イユ・チュヒョン記者cspcsp@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/352506.html 訳J.S