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[単独]京畿道 学生101万人に無料給食

原文入力:2009-04-29午前07:41:55
キム・サンゴン教育長当選者, 来年まで80万人増やす
小・中・高生 55% 恩恵

ホン・ヨンドク記者

キム・サンゴン京畿道教育長当選者は28日「来年末までに京畿道の小学生全体と低所得層,島嶼と過疎地域,農山漁村の中・高校生など計101万人に無料で給食を提供する」と明らかにした。キム当選者は経済危機にともなう社会両極化を緩和するために ‘任期内に道内全体小学生の無償給食’ が必要だとして、これを選挙公約で前面に掲げた。こういう政策は広域単位では初めての試みだ。

キム当選者就任準備チームと京畿道教育庁はこの日こういう内容の‘無償給食拡大案’を準備した。この案によれば、道教育庁は現在特殊学校,低所得層,遅れた地域の学生など21万人余りに提供してきた無料給食を来年末までに京畿道の全体小学生88万人と中・高校生13万人など101万人に提供する。これは京畿道全体小・中・高校生の55.4%に達する比率だ。この間忠北,慶北,京畿果川市・城南市・抱川市などの地で制限的に無料給食を提供してきたが、今回のように小学生全体に無料給食を提供する事例はなかった。

無料給食は1段階で今年2学期から島嶼,過疎地域,農山漁村,小都市地域の小学生15万人余りに拡大し、2段階として2010年1学期には財政自立度平均以下の都市地域小学生3万5000人余りと島嶼,過疎地域,農山漁村の中・高校生1万7000人余りにも適用される。3段階では2010年2学期に道内全体の小学生に拡大する。今年上半期には昨年経済危機で両親が解雇・長期失職した小・中・高校生3万人にも無料給食を提供し、親環境農産物の給食材料供給も同時に推進することにした。

無料給食拡大にともなう予算は1段階では昨年の余剰予算から261億ウォンの事業費を用意し、2段階では展示性予算や事業項目を統合して用意し、小学生全体に無料給食が提供される3段階では自治団体らと費用を半々に負担する方案を推進すると道教育庁は明らかにした。

就任準備チームのイ・ソンデ スポークスマンは「給食は教育政策の核心の中の一つだというのがキム当選者の考え」として「生徒たちが両親の経済力に関係なく教育を受けられるように、最小限の生活を保障するのが今回の政策の趣旨」と話した。 水原/ホン・ヨンドク記者ydhong@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/352296.html 訳J.S