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教科部 ‘深夜学院 10時まで’ 法制化推進

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/351574.html

原文入力:2009-04-24午後07:37:40
ソウル市 施行しているが効果なく…取り締まり出来ず効力皆無

チョン・ミニョン記者

夜10時以後には小・中・高校学生対象の学院教習を全面禁止する方案が推進される。
教育科学技術部は24日、私教育負担を減らすために全国小・中・高校教科学院(塾)の教習時間を夜10時までに制限する方案を検討していると明らかにした。教科部関係者は「‘学院の設立・運営および課外教習に関する法律’(学院法)を改正し、夜10時以後には教習をできないように法に明示する方案と、各市・道条例に規定された深夜教習時間を夜10時までに変えるように勧告する方案について内部協議を進行中」と話した。

現行学院法は‘教育長は学校の授業と学生の健康などに及ぼす影響を考慮し、市・道の条例に定める範囲で学院の教習時間を定めることができる’と規定しており、市・道教育庁はこの規定により条例を制定し教習時間を制限している。教習制限時間はソウルは小・中・高生すべて夜10時までであり、釜山は小・中生は夜10時,高校生は夜11時までだ。大邱・光州・蔚山・江原・全南・慶南・済州などは小・中・高生すべて夜12時まで教習ができる。

教科部は教習時間制限と共に、規定時間を越えて深夜教習をする学院に対する取り締まりおよび制裁根拠も学院法に明示する方案を検討していると知られた。

しかしソウル地域の場合、現在でも夜10時までに教習時間を制限しているものの取り締まりがほとんどなされず、教科部方針の実効性に疑問が提起されている。実際に学院取り締まりは各地域教育庁が受け持っているが、代表的な学院密集地域であるソウル 江南教育庁さえ学院業務担当者が3人に過ぎない。江南教育庁関係者は「嘆願が入ってこない以上、自主的に取り締まりをすることは不可能だ」として「さらに深夜教習に対しては、嘆願もそれほど提起されていない実情」と話した。

ユン・スクチャ正しい教育のための全国父母会政策委員長は「自律型私立高拡大など私教育需要を煽る政策を続けていて、取り締まりだけ強化すれば深夜教習が減るだろうか」として「深夜学院・課外がさらに陰性的になる可能性もある」と指摘した。良い教師運動は「政府次元の学院営業時間規制方針を歓迎する」として「学生の健康を脅かす学校0時間目授業と過度な夜間自習に対しても国家次元の普遍的規制が必要だ」と主張した。

チョン・ミニョン記者jklee@hani.co.kr

原文: 訳J.S