本文に移動

ソウル大、創造経営学科新設、ハプニングに終わる

登録:2013-05-19 20:44 修正:2013-05-19 21:37
新設すると言い、袋叩きにあった経営大学長
"教育部が決めること" 事実上 手を引く
教育部も "検討ししない…不可能なこと"
ソウル大学の正門

 朴槿恵(パク・クネ)政府の創造経済に対する‘調子合わせ’という批判を受けたソウル大の創造経営学科新設の動きがハプニングに終わる展望だ。

 キム・ボムド ソウル大経営大学長は19日<ハンギョレ>との通話で「創造経営学科新設はソウル大が決定できるものではなく、教育部が決めなければならないことだ。 ソウル大内で意見が一つにまとまりもしなかったのに論難があまりに大きくなった」として、創造経営学科新設を推進しないという意を表わした。

 キム学長は直接‘創造経済を牽引する核心人材養成のための創造経営学科新設案’文書を持って、先月ユ・ミンボン大統領府国政企画首席、ソ・ナムス教育部長官などに会っていたことが分かった。 キム学長の提案書はソウル大の公式立場ではなかったが、ソウル大経営大学長の提案書だったために事実上学校の公式立場のように受け取られた。

 キム学長の態度が変わったのは、学校内外から創造経営学科新設に対する批判世論が高まったためと見える。 創業を学問として教えることは不可能だという意見から、朴槿恵(パク・クネ)政府の‘創造経済’に合わせて拙速に推進しているという批判まで出てきて論難が大きくなった。

 教育部もやはり創造経営学科新設は現時点では検討したことがないという立場だ。 教育部大学政策課関係者は「首都圏の国立大は定員を増やすことが現実的に不可能だ。 ソウル大の他の科の人員を減らして推進することもできるだろうが、ソウル大の要請自体が入ってきていない状態」と明らかにした。 ソウル大が創造経営学科新設のために他の学科の人員を減らすには多くの段階の意志決定を経なければならず、これに対する学内批判世論が大きい状態なので容易ではないと予想された。

 教育部関係者は「ソウル大経営大学長がアイディア次元で出したところ、学内に呼応がないので身を引こうとしていると承知している。 ソウル大創造経営学科論難はハプニングだ」と話した。 キム学長は「創造経営学課が本当に必要だと感じるならば教育部が計画を立てるだろう」とし、負担感を表わした。

ホ・ジェヒョン、キム・ジフン記者 catalunia@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/588083.html 韓国語原文入力:2013/05/19 20:17
訳J.S(1092字)

関連記事