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シン・ヨンチョル最高裁判事 ロウソクのあかり裁判 できない

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/350942.html

原文入力:2009-04-21午後08:26:37
大法院, 忌避申請事件 再配当
全国裁判官会議に出たイ・ヨンフン院長
“これを契機に国民の信頼得なければ”

パク・ヒョンチョル記者

イ・ヨンフン大法院長がシン・ヨンチョル最高裁判事の ‘ロウソクのあかり裁判介入’ 事態を肯定的に昇華させようとしつつ、司法権の独立を強調した。時を合わせて、大法院はシン最高裁判事に配当されたロウソクのあかり関連事件を他の裁判所に再配当したと明らかにした。

イ大法院長は21日シン最高裁判事のロウソクのあかり裁判介入波紋を収拾するために、忠南,天安市の常緑リゾートで開かれた全国裁判官会議の2日目会議に参加し、「多くの判事たちが(今回の事態の原因と解決策に対して)熱情的に意見を提示する姿が肯定的だ。今回の事態を肯定的に昇華させる契機にしよう」と話したと大法院が明らかにした。オ・ソクチュン大法院広報官は「イ大法院長が ‘司法権独立は国民の信頼を得るための一番の徳目であり、国民の信頼なしに司法権独立だけ叫べば独善と写る’と強調した」と伝えた。オ広報官は「イ大法院長は国民が理解できる裁判をしなければならないという点を強調した」と話した。

この日終わった全国裁判官会議では、20日に続きシン最高裁判事の去就問題に対する議論の必要性が提起されたが、“特定人物,特定事件を討論するのは適切でない”という意見が多く、これ以上進展することができなかった。会議に参加したある判事は「シン最高裁判事に対する討論が必要だという意見もあったが、5月6日に開かれる大法院公職者倫理委員会の議論結果を見守ろうという意見がより多かった」と伝えた。

一方、大法院は昨年5月米国産牛肉輸入反対ろうそく集会と関連して‘団体休校デモ’ の携帯メールを送った疑惑(電気通信基本法違反)で起訴され、1,2審で無罪を宣告された後にシン最高裁判事に配当されたチャン・某氏事件を再配当したと明らかにした。大法院関係者は「去る16日、チャン氏がシン最高裁判事の忌避申請をした後シン最高裁判事が再配当を要請し、れを受け入れ17日大法院1部に再配当された」と話した。

この関係者は「刑事訴訟法には ‘裁判官が不公平な裁判をする懸念がある時’ 事件当事者が忌避申請をしたり裁判官自ら回避申請ができるが、これを受け入れる事例がきわめて珍しいため実務的には当事者裁判官が再配当を要求する形式で手続きが進められる」と説明した。

チャン氏はろうそく集会参加疑惑(一般交通妨害)で控訴審に於いて懲役1年・執行猶予2年,罰金30万ウォンおよび社会奉仕80時間を宣告され、大法院3部に配当されたキム・某氏とともに去る16日「有罪予断を持ったシン最高裁判事に公正な裁判を期待しにくい」として忌避申請を出した。

パク・ヒョンチョル記者fkcool@hani.co.kr

原文: 訳J.S