米国訪問中の朴槿恵(パク・クネ)大統領が5日夜(以下 現地時間) 北核威嚇とこれにともなう外部の憂慮に対して「韓国債権に対する外国人投資家の買い越しが続いている。 これはわが国の経済が北韓の威嚇程度では揺るがないということを世界が知っているという証拠」と話した。
朴大統領は米国訪問の最初の日程でニューヨーク ウォルドルフ アストリアホテルで同胞懇談会を開き、このように明らかにして、「この頃皆さんが北韓の脅威のために大層心配されていると思うが、わが政府は隙のない安保態勢を維持しており米国と中国をはじめとする国際社会と堅固な共助をしながら落ち着いて対応している」と紹介した。
朴大統領は「2005年にニューヨークに来て今回8年ぶりに再訪したが、その時も北韓核開発が最も深刻なイシューであり訪米期間中に日本が独島(ドクト)挑発をして米国で突然記者会見をしたりもした。 8年が過ぎた今でも似たような状況なので残念でもどかしい心情だが、新政府がきちんと対応してこうしたことで心配をおかけすることが無いようにする」と明らかにした。 朴大統領は続けて「韓国政府は(北韓に)対話の門を常に開けていて、北韓が今からでも挑発を中断して国際社会が認める正しい道を進むならば韓半島信頼プロセスを通じて南北共同発展の道をひらくだろう」と付け加えた。
朴大統領は訪米2日目の6日午前、ニューヨーク国連本部を訪ねてパン・ギムン国連事務総長と面談し、韓半島危機解消方案と第3国援助など全世界的問題に対する韓国の寄与方案などを議論した。 これに先立って朴大統領は5日午後、ニューヨーク ケネディ国際空港に到着して4泊6日の訪米日程を始めた。 朴大統領は7日午前ホワイトハウスでバラク・オバマ米国大統領と首脳会談を行なう。
ニューヨーク/ソク・ジンファン記者 soulfat@hani.co.kr