原文入力:2009-04-20午前12:24:12
女性部 ‘ロウソクのあかり=不法’ 確認書 要求
行安部, 選定作業2回延期など
補助金 打ち切りや結果発表先送り
ソン・ギョンファ記者
←ある女性団体が先月17日女性部から受け取った ‘確認書’ 公文書。女性部は「不法デモに積極的に参加しなかったという内容の確認書に署名すれば国家補助金を与える」と明らかにしている。
政府部署が昨年のろうそく集会に参加した市民団体らに政府補助金支援の前提条件として ‘不法デモに参加しない’ という内容の確認書を要求していることが明らかになった。これに対し市民団体は「前例がない市民運動 馴らし」として反発している。
‘デート暴力 防止事業’ を推進するために女性部に2千万ウォンの補助金を申請した ‘韓国女性の電話’ は先月中旬、女性部側から電話通知を受けた。不法デモ主催や積極的参加をせず、不法デモ活動などに補助金を使わないという確認書を提出しなければ補助金を支給できないという内容だった。この団体関係者は「昨年のろうそく集会が不法だと認めることになる上に、女性の電話が不法デモに加担する可能性が大きい団体だということに同意する結果になるので確認書を出すことはできないといった」として「補助金を受けられなければ非常に困難だろうが、事業を大幅縮小してでも進行する計画」と話した。地方のある女性団体も先月17日女性部から△不法デモに積極的に参加しなかった△不法デモ活動などに補助金を使わないなどの確認書に署名し提出しろとの公文書を受け取った。
労働部も補助金を申請した市民社会団体らに確認書を要求したことが明らかになった。ある労働団体関係者は「毎年労働部と共同事業を行ってきた団体の中で相当数が不法デモに参加しないという確認書を出すことを要求されていた」として「永らく公益事業をしてきたのに、確認書を作成しなければ補助金を打ち切ると言われ当惑している」と話した。
また行政安全部は当初、先月中旬に発表することにしていた ‘非営利民間団体公益活動支援事業’ 選定結果を去る15日に一度先送りしたのに続き、最近5月初めにまた先送りしたことが確認された。行政安全部は昨年117団体133ヶ公益事業に補助金50億ウォンを支給し、中央部署として支援規模が最も大きいところだ。行政安全部は ‘非営利民間団体支援法’ により公益事業選定委員会を設け、審査を通じて選ばれた団体らの公益事業を支援してきた。行政安全部は警察が昨年ろうそく集会に参加した1842ヶ市民社会団体を ‘不法・暴力デモ団体’ と規定するとすぐに「これらを原則的に対象から除外する」という方針を明らかにしてきた。行政安全部関係者は「審査委員選定作業が遅れ発表が遅れている」と話した。
ソウル市庁に発展基金を申請した韓国性暴行相談所の場合、4年ぶりに初めて基金支援団体から除外された。ソウル市は「事業目的・支援事業・金額算定の適正性などと共に政府の民間団体支援指針を適用して決めた」と脱落理由を明らかにした。企画財政部の ‘2009年度予算および基金運用計画執行指針’ は不法デモに積極的に参加した団体などに補助金支援を制限することを明示している。
一方、政府のこういう方針に反発し最初から補助金を申請しない団体も現れている。昨年 ‘障害者と非障害者が共に楽しむ文化作り’ 行事を行い5千万ウォンの政府支援を受け取った障害友権益問題研究所は今年の補助金申請をあきらめた。研究所関係者は「補助金なしで自力で事業を推進するのは難しいが最初から申請しないことにした」と話した。やはり申請をあきらめた教育関連団体のある関係者は「公益事業に対する金脈を握って、ろうそく集会参加団体を圧迫する政府形態は明白な市民団体馴らし」と批判した。 ソン・ギョンファ記者freehwa@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/350592.html 訳J.S