今年から小学生を対象にした国家水準学業達成度評価(一斉試験)が完全廃止される。 中学生を対象にした一斉試験は試験科目が現行5科目から3科目に減る。 合わせて中学校では一学期間試験を受けずに適性探索ができる自由学期制が2016年から全面導入される。
教育部は28日午前、大統領府で‘幸福教育、創意人材養成’という題名の2013年国政課題実践計画を朴槿恵(パク・クネ)大統領に報告した。 報告内容を見れば、小学校6年生を対象に行なう小学校の一斉試験は今年からなくなる。 中学校3学年が対象である中学校一斉試験も国語・英語・数学・社会・科学の5科目から国・英・数の 3科目に減る。
2016年からは自由学期制が導入され、中学校課程の内一学期間は試験を受けずに文化・芸術・体育・進路プログラムを行なうことになる。 自由学期を何学年のどの学期で行なうかについては、まだ検討段階だ。 教育部関係者は「学校長の自律に任せるか、教育部が一律的に決めるのかはまだ検討中」と話した。
先行学習を誘発する試験問題出題禁止などを骨格とする公教育正常化促進特別法の制定計画も明らかにした。 今年12月までに細部施行計画を用意して、小・中・高 内申試験と高校入学・大学入学試験で教育課程の範囲と水準を越えないよう規制することにした。
大学入試選考は随時選考は学校生活記録簿または論述中心とし、定時選考は修学能力試験を中心に大幅に簡素化することにした。 選考名称の単純化は2014学年度の随時・定時募集から適用する。 韓国型共通願書受付システム方案は2015学年度の大学入試選考基本事項発表時に含めることにした。
この他、来年からは午後5時まで行なわれる小学校放課後指導プログラムを全面無償提供し、夜10時までの追加指導サービスについては来年は1・2学年、2015年には3・4学年、2016年には5・6学年まで段階的に無償支援を拡大していくことにした。 ウム・ソンウォン記者 esw@hani.co.kr