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イ・サンドク前セヌリ党議員が貯蓄銀行から金品を受け取った疑いで1月11日未明ソウル瑞草区(ソチョグ)瑞草洞(ソチョドン)の最高検察庁が拘束令状の発給を受け捜査に乗り出している。 ソウル=ニューシス

　李明博前大統領の実兄であるイ・サンドク(78)前セヌリ党議員が、数百万ウォンの財産税を納めず自宅が差し押さえられた事実が知らされ、ネチズンらの糾弾が続いている。

　ソウル城北(ソンブク)区庁は15日、イ前議員が昨年9月に財産税数百万ウォンを滞納したのに続き、二ヶ月後に区庁が財産税納付を要求する督促状を送ったにも関わらず納めないため先月初めに自宅を差し押さえたと明らかにした。

　イ前議員は昨年国会議員財産申告時、不動産と貯蓄預金を合わせて約77億4千万ウォン余を申告した。 イ前議員は貯蓄銀行から不法政治資金を受け取った疑いで去る1月に法廷拘束され、1審で実刑を宣告された。 昨年の捜査過程で議員室女子職員の口座から7億ウォンが出てくると「タンスに保管していた私のお金」と釈明した。

　このようにイ前議員の財産が相当なものであることが分かったが、財産税を滞納して自宅まで差し押さえられた事実が明らかになるや批判の声が高まっている。

　ツイッター利用者coreanohom***は "イ・サンドク氏は家よりタンスの差し押さえが効果的なのに" また別の利用者da100*** は「出せないのではなく出さないんだろう～心中が見透かされる小細工" と批判した。 js***は "タンスを差し押さえなければならないのに。 脱税にも度が過ぎて、こういうことでは離婚して妻や子供を頼って暮らそうというんですか? 全斗煥のように" 、Knoah10***は "持てるものが多い人ほど出すのを惜しがります" と皮肉った。

　イ前議員は来年1月までに税金を納めない場合、自宅が競売へ渡る。 イ前議員は貯蓄銀行から不法政治資金を受け取った疑いで来る25日に控訴審初公判が予定されている。

チェ・ユビン記者 yb＠hani.co.kr