原文入力:2009-04-16午後09:23:42
警察庁, 金融詐欺対策発表
キル・ユンヒョン記者
来月から外国からかかってくる国際電話には通信会社別に識別番号が付くことになり、外国を利用した ‘ボイス ピッシング’(電話金融詐欺)を識別しやすくなる。
警察庁は5月から外国からかかってきた国際電話の前に通信会社ごとに決まった識別番号を付けることを骨格とする ‘電話金融詐欺総合対策’ を施行すると16日明らかにした。この対策により、今後国際電話がかかってくれば、電話機液晶画面に通信会社別に定められた識別番号が付き、その後に電話をかけてきた側の外国電話番号が続く。識別番号は通信会社別にKT(001),SKブロードバンド(005),LG DACOM(002),オンセテレコム(008),SKテルリンク(006)等と定めた。11月からは携帯電話液晶画面に ‘国際電話です’ という案内文字が浮かび上がった後に発信者表示が付く。警察関係者は「ボイス ピッシングは大部分、中国のコールセンターを通じてかかってくる国際電話」として「今後は識別番号がついているにも関わらず、警察,郵便局,金融機関などを詐称する電話は100%ボイス ピッシングと見れば良い」と話した。
警察はまた、電話詐欺犯らが偽造パスポートで開設した ‘不法通帳’ にお金を送金させ受け取る場合が多いとみて、外国人が銀行口座を作る時には必ず旅券の偽造有無を確認するようにした。電話金融詐欺は2006年6月から猛威を振るい始め去る3月現在、警察に受け付けられた被害額だけで1621億ウォン(1万6030件)に達する。
キル・ユンヒョン記者charisma@hani.co.kr
原文: 訳J.S