原文入力:2009-04-16午後07:27:40
23~24日 ウォーゲーム…来年 議会報告
政策優先順位 11ヶ 考慮事項 含む
リュ・ジェフン記者
米国国防部は来年初め議会に報告する ‘4ヶ年 国防政策検討報告書’ (QDR)を準備する過程で、北韓の体制崩壊を含め、米国に対するサイバー攻撃,中-台湾紛争など11ヶの予想シナリオを検討すると発表した。
国防専門オンライン媒体の<インサイド ディフェンス ドットコム>(InsideDefense.com)は15日、国防部内部討論用資料の ‘2009年4月ペンタゴン ブリーフィング’ を引用し、今後20年間の国家安保能力を構築するために4ヶの範疇の11ヶのシナリオが選ばれたと報道した。
米国主導の安定再建作戦範疇には、北韓体制崩壊とともにイラク・アフガン戦争,パキスタン核兵器に対する統制権喪失などのシナリオが含まれており、北韓体制崩壊が米国防政策立案の主要考慮事項の一つであることを明確にした。敵対国に対する主要紛争範疇には中国-台湾紛争,ロシア-バルト海沿岸国紛争,核武装したイランとの戦争などのシナリオが含まれた。これらシナリオに対するウォーゲームは来る23~24日に実施される予定であり、6月までに1次政策検討を終えるようになるだろうと<インサイド ディフェンス ドットコム>は伝えた。
4ヶ年国防政策検討報告書は米国防総省が4年ごとに軍事戦略基調を再検討し、新しい政策優先順位を選定し議会に提出する報告書で、米国国防政策の根幹を明らかにする重要な報告書だ。
ワシントン/リュ・ジェフン特派員hoonie@hani.co.kr
原文: 訳J.S