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“放通委, キュリクス持ち分不法知っていた

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/350140.html

原文入力:2009-04-16午後10:10:13
”Tブロード キュリクス持ち分 迂回保有 内部証言相次ぐ

イ・ムニョン記者

国内最大の複数総合有線放送事業者(MSO)Tブロードが放送法に違反してキュリクス持ち分を不法保有してきた情況を放送通信委員会側がすでに知っていたという証言が放通委内部から出た。

放通委関係者たちは16日「Tブロードのキュリクス迂回保有説は放通委と業界にかなり以前から公然と広まっていたうわさ」と話した。ファン・プグン放通委放送政策局長が前日国会の文化体育観光放送通信委員会でチェ・ムンスン民主党議員の質問に「全く知らなかった」と明らかにした答弁と食い違う証言だ。チェ議員は15日国会でTブロードがキュリクス持ち分を不法保有してきたことを示す軍人共済会作成文書 ‘キュリクス ホールディングス持ち分引受案’を公開した。

放通委のある関係者は16日「Tブロードがキュリクス合併前にSO(総合有線放送事業者)所有・兼営規制限度を超過してキュリクス持ち分を保有していたという話は委員会職員らも相当数が知っていること」と話した。

また別の関係者は「放通委内ではもちろん、業界でも分かる人は皆が知る事実」として「主務局長が知らなかったということは納得が行かない」と指摘した。この関係者は「知ってはいても知っていると言えないことが問題」として「知っていたと言った瞬間 ‘疑惑を知りながら何の調査もなしに合併を推した’ という非難を避けることができず、担当者らは ‘絶対知らなかった’ と話す他はないだろう」と説明した。

ファン局長は‘業界で皆が知る事実を放通委が知らないこともあるのか’という質問に「知らなかった。灯台下暗しじゃないか」と答えた。

こういう疑惑にも関わらず、放通委は先月18日 ‘Tブロードとキュリクス間の合併審査’ で「特別な問題はない」という結論を出した。イ・テヒ放通委スポークスマンは先月30日公式ブリーフィングで「二つの会社の合併の件は、会計士・弁護士・教授など5人の専門家で審査委員会を構成し問題がないと結論を出した」と明らかにした経緯がある。

Tブロードの裏面契約事実があらわれるや放通委は「当時問題がないといったのは、Tブロードが合法的に取得した持ち分70%を指し示したことであるだけで問題になった30%まで含んで説明したのではない」と話した。

ファン局長は16日記者ブリーフィングを通じて「チェ議員が提起した部分に対して、どんな契約がなされたのかTブロードに資料を要求し法律諮問結果を受けてみた後に必要ならば合併承認審査を再度行うようにする」と明らかにした。

全国言論労働組合はこの日声明を出し、「放通委は不法に目を瞑りTブロードとキュリクス買収合併を先月承認した。(大統領府行政官と放通委課長の性売買事件は、Tブロードの)報恩次元性接待だという説明を否認する難しい状況になった」として「放通委は不法迂回所有責任を問いTブロードとキュリクスの買収合併承認を直ちに取り消さなければならない」と明らかにした。

イ・ムニョン記者moon0@hani.co.kr

原文: 訳J.S