本文に移動

イ・ミョンバク政府時期には ‘正規職転換’ 無い?

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/349747.html

原文入力:2009-04-14午後10:38:33
ハンナラ, 非正規職法 4年猶予の動き
労働界 “6年 雇用保障であるかのように国民 糊塗”

イ・ワン記者,ソン・ヨンチョル記者

ハンナラ党が現行非正規職法の ‘期間制雇用期間 2年 制限’ 条項の適用を4年後に先送りする案を推進して労働界と野党が猛反発している。

ホン・ジュンピョ ハンナラ党院内代表は14日、国会で開かれた院内対策会議で「経済が良くなり中小企業が非正規職を正規職に切り替える場合にインセンティブを与える制度的装置を用意する期間を勘案し、(期間制雇用期間制限条項の適用時期を) 4年ほど猶予するのが良いという意見が大勢」として「非正規職法案改正案は与野党,民主労総,韓国労総が全て合意して処理するのが望ましい」と話した。このように非正規職法を改定すれば、企業は2007年7月以後に勤労契約を結んだ期間制労働者を2013年6月まで正規職に切り替えなくても済む。

労働部は今月初め、期間制・派遣労働者雇用期間を現行2年から4年まで延長できるようにした非正規職法改定案を国会に出した。

これに対し労働界はハンナラ党案は ‘イ・ミョンバク政府の下では正規職転換をしないという誤魔化し’として反発した。キム・ギョンナン民主労総政策局長は「一瞬6年間雇用を保障するように見えるが、中小企業の雇用不安は非正規職法のためでなく経済危機から出ている」として「ハンナラ党が国民を糊塗している」と主張した。民主労総は政府の非正規職法改定案に対する反発が強く、再・補選を控えて政治的妥協案を提示したと見ている。ウ・ムンスク民主労総スポークスマンは「4月非正規職法改定案が上程されれば総力闘争に出るだろう」と明らかにした。

ハンナラ党と政策連帯を結んだ韓国労総もハンナラ党案に反対するという意向を明確にした。ユ・ジョンヨプ韓国労総政策局長は「政府が出した改定案と結果は全く同じだ」として「正規職転換計画がある企業さえも非正規職を継続して使うことになり、経営界は次もまた延期されるだろうという期待を持つ」と指摘した。キム・ユソン韓国労働社会研究所長は「政府は雇用保険基金などを利用して企業の正規職雇用支援に立ち上がるのが正しい」と話した。

パク・ビョンソク民主党政策委議長は<ハンギョレ>との通話で「ハンナラ党案は非正規職の正規職転換を数年先送りさせて労働の質を悪化させるもの」として「現行通り雇用期間制限を来る7月から施行することにして政府が毎年20万人の非正規職を正規職に切り替えるように支援する予算を用意するように要求する」と明らかにした。 イ・ワン,ソン・ヨンチョル記者wani@hani.co.kr

原文: 訳J.S