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検疫通過 中国産 肉汁からも ‘禁止薬品’ 大量検出

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/349743.html

原文入力:2009-04-14午後10:23:44
クレンブテロール検出

キム・ギテ記者

調味料原料や市中飲食店でカルビタンなどを作る時に使われている中国産輸入肉汁(四脚骨汁)から禁止薬品である ‘クレンブテロール’ が再び大量に出てきた。今回は検疫を通過し市中に販売される肉汁から検出されたもので中国産輸入食品を検疫する体制がお粗末だという点が明らかになった。

国立獣医科学検疫院は市中に流通している中国産肉汁濃縮液 289トンを精密検査した結果、136トンから0.2~7.7ppb(1ppbは10億分の1トン)のクレンブテロールが検出され、該当製品を全量回収し廃棄したと14日発表した。だが今年に入り中国から輸入され検疫を通過した物量827トン中の496トンは消費されたと検疫院は明らかにした。

検疫院は去る7日、中国産肉汁輸入・検疫過程で ‘青島ウェージ&フードスタッフ’社製品にクレンブテロールが入っていることが明らかになり、該当製品の輸入を禁止させた経緯がある。(4月8日付10面)当時、検疫院側は「市中に流通している製品は成分も異なり検疫を通過している」という点を強調した。喘息薬原料であるクレンブテロールを基準値以上に服用した場合、発熱や筋肉けいれんのような副作用がある。我が国はこの薬品の食用を完全に禁止しており、日本は0.2ppb,ヨーロッパ連合は0.1ppbを許容基準値としている。

キム・ギテ記者kkt@hani.co.kr

原文: 訳J.S