本文に移動

キム・ヨンジュン 高位裁判官時期 首都圏土地 買い漁り

登録:2013-01-27 22:41 修正:2013-01-28 00:03
不動産投機に集中 1970~80年代
双門洞(サンムンドン)宅地・水原(スウォン)林野など購入
国務総理候補者であるキム・ヨンジュン引継ぎ委員長が27日ソウル三清洞(サムチョンドン)の大統領職引継ぎ委員会で開かれた業務引継ぎ委員会経済2分科国政課題討論会に参加している。 業務引継ぎ委員会カメラマン団

キム・ヨンジュン国務総理候補者が部長判事として在職中の1970年代と最高裁判事に任命された1980年代中盤にソウル郊外と京畿道(キョンギド)の土地を集中的に買い漁っていたことが確認された。 当時は不動産投機が盛りだった時期であり、キム候補者の人事聴聞会過程で大きな議論になるものと見られる。

 高位公職者財産公開制度が初めて導入された1993年、キム候補者が申告した財産内訳を見れば、キム候補者は当時居住地と思われるソウル恩平区(ウンピョング)葛ヒョン洞の一戸建て住宅の他に本人名義で△ソウル道峰区(トボング)双門洞(サンムンドン)の宅地520㎡(持分3分の1)△京畿(キョンギ)水原市(スウォンシ)金谷洞(クムゴットン)の林野1万7355㎡ △仁川(インチョン)北区(プック)北城洞(プクソンドン)の雑種地232.7㎡ △忠南(チュンナム)扶余(プヨ)の林野など4万7983㎡を所有していた。

 また、夫人名義で△ソウル松坡区(ソンパグ)馬川洞(マチョンドン)の畑1757㎡(持分2分の1),二人の息子名義では△京畿(キョンギ)安城市(アンソンシ)三竹面(サムジュクミョン)の林野7万3388㎡ △ソウル瑞草区(ソチョグ)瑞草洞(ソチョドン)の一戸建て住宅(宅地674㎡)等も所有していた。

 この内、父親から相続を受けた忠南扶余の土地を除いた残りの首都圏の土地は全てキム候補者が高位裁判官として在職していた当時に購入したものであることが明らかになった。

 キム候補者の不動産購入は部長判事時期から始まった。 不動産登記簿謄本を確認したところ、キム候補者が1975年京畿水原市の土地を購入した当時、キム候補者はソウル民事地裁部長判事であり司法研修院教授を兼ねていた。 仁川の土地を購入した1978年にはソウル南部支所部長判事を受け持っていた。 キム候補者はさらに最高裁判事に任命された1988年にもソウル道峰区双門洞の土地を買い入れ、ソウルの地価が歴代最高に達した2002年にこの土地を売った。

 高位裁判官として在職中のキム候補者が、不動産投機熱風が真っ最中だった時期に、居住目的でなく投機目的で首都圏各地の土地を大量に購入していた事実は国務総理承認過程で大きな負担になるものと見られる。

 匿名を要請した裁判所出身の弁護士は「キム候補者は財産問題が最大の障害物になるだろう。 最高裁判事に任命される時にも法院行政処が財産を少なく見えるよう金額合わせに苦労したと承知している」と話した。

ユ・シンジェ記者 ohora@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/571553.html 韓国語原文入力:2013/01/27 21:58
訳J.S(1351字)

関連記事