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イ大統領, 90周年記念演説 “臨時政府は大韓民国の根”

原文入力:2009-04-13午後07:39:01
‘建国節論議’ 意識したか

ファン・ジュンボム記者,イ・ジョングン記者

大韓民国臨時政府樹立90周年をむかえた13日午前、ソウル,銅雀洞の国立ソウル顕忠院で3軍儀仗隊が故ソン・ソクチュン先生(左端)と故チェ・ヌンイク先生(左側2番目)等、外国に安置された愛国烈士6士の遺影と遺骸を大田顕忠院へ運んでいる。故ソン・ソクチュン先生は米国で同胞権益団体である公立協会を作り、故チェ・ヌンイク先生は朝鮮義勇隊アメリカ後援会を組織し独立運動を繰り広げた。イ・ジョングン記者root2@hani.co.kr

イ・ミョンバク大統領が臨時政府賞賛に出た。イ大統領は13日、上海臨時政府に対して「まさに私たち大韓民国の根であり精神的土台」と話した。これは昨年政府の‘建国節’記念事業強行に反発してきた抗日独立運動関連団体を撫でさするためのものと見られる。

イ大統領はこの日ソウル,南山,白凡広場で開かれた‘90周年大韓民国臨時政府樹立記念式’に参加し、記念演説で「臨時政府は‘大韓民国’の国号を作ったのみならず民主共和制の枠組みを作り光復以後の建国の土台を用意してくれた」としてこのように明らかにした。イ大統領は「臨時政府樹立は3・1運動を敬い民族の運命を自ら決めようとする偉大な選択だった」として「臨時政府の法統を継承した大韓民国は産業化と民主化を成功的に成就し先進一流国家に向かって力強く前進している」と話した。大統領府関係者は「今日の記念演説は‘独立運動史’と‘建国史’を合わせてバランスを取るための趣旨」と話した。

昨年政府が‘1948年8月15日’を大韓民国建国日と規定し大々的な‘建国60周年’行事を行い、光復会など抗日独立運動関連団体は「1919年4月13日上海臨時政府樹立と独立運動史を否定するもの」と反発した。政府は昨年末、臨時政府を卑下する内容が入れられた‘建国60年’記念パンフレットを初・中等学校に配布することもした。

政府はこの日記念式で日帝が戸籍を作るや登載を拒否し無国籍者として亡くなった丹齋 申采浩など独立有功者62人の遺族に家族関係登録証書を授けた。故チェ・ヌンイク(朝鮮義勇隊アメリカ後援会組織者)先生など愛国烈士遺骸六位の国内奉還式もソウル,銅雀洞の国立ソウル顕忠院で開かれた。イ大統領は2万余独立有功者の位牌奉安施設新築も約束した。

ファン・ジュンボム記者jaybee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/349538.html 訳J.S