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MBC ホ・ムホ特派員 "金正男に偶然に会いインタビュー" 釈明にコ・ジェヨル記者 "ナイトで李雪主に会ったみたいな話" 批判

チョン・チョンレ議員 "‘MBC 金正男インタビュー説’国家情報院の介入なしには不可能"
金正恩の異母兄 金正男

 昨年12月大統領選挙の直前<文化放送>(MBC)が故金正日北韓国防委員長の長男 金正男にインタビューしたという疑いと関連してホ・ムホ<文化放送>バンコク特派員が 「金正男と5分間面談」したことを認めた。 このインタビューに国家情報院が介入したのではないかという疑いが起こるや国家情報院が「ホ記者が偶然にホテルで会った、出くわした」と釈明してみしろ疑いが深まっている。

 ホ・ムホ記者は去る4日イ・サンホン文化放送(MBC)記者が運営するインターネット メディア<コ(GO)バルニュース>との電話インタビューで「選挙の3日前からマレーシアに留まって結局インタビューに成功した」と明らかにした。 大統領選挙直前の先月18日イ・サンホン記者がツイッターで "緊急. MBCキム・ジェチョル. キム・ジョンナム単独インタビュー秘密裏進行. 選挙前日報道予定説. ナコムス予言 現実化憂慮. 与党、文候補追撃 危機感 金正男カード必要との判断 可能性" とし疑いを提起するや、<文化放送>は同じ日に "デマ" と一蹴して、 "選挙終盤まで悪意の中傷宣伝が乱舞" していると反論した経緯がある。

 ホ記者は 「(インタビュー当時)金正男が普段とは違い非常に緊張しているように見え、世間に出回っている自身の亡命説と関連して‘事実ではない’と強く否認した」と話した。 また、ホ記者は「金正男は韓国の大統領選挙過程で自身の名前が取りざたされていることを知っていた」として 「現地報道機関とインターネット等を通して韓国のニュースに明るいように見えた」という具体的な批評まで付け加えた。 金正男に会ったことを直接認めたわけだ。

 これに対してチョン・チョンレ民主統合党議員(国会情報委員会民主統合党幹事)は去る8日「金正男の所在を把握しているのは国家情報院のほかに誰がいるか。 国家情報院の助けを得ずにくバンコク特派員がマレーシアのクアラルンプールまで飛んで行きインタビューができたろうか」と疑惑を提起した。 国家情報院は‘金正男インタビュー’に対する‘国家情報院介入説’を否認したとチョン議員は明らかにした。 チョン議員は「(私が疑惑を提起するや)国家情報院関係者が何度も電話をかけてきて国家情報院は関与していないと言った」とし「ホ記者がマレーシアに無計画に行って偶然ホテルで出くわして会ったと主張した」と伝えた。

 国会国防委員会所属イ・ソクヒョン(民主統合党)議員は<コバルニュース>とのインタビューで 「金正男は生命を脅かされており、非常にセキュリティを徹底する人なので、情報機関の協力があったのだろう」と話した。

 ピョ・チャンウォン前警察大教授は<京郷新聞> 9日付コラムで 「(MBCが金正男にインタビューしても)国家情報院は何の制止もしなかった」として「知らなかったのだろうか、あるいは大統領選挙に利用するためにほう助したのだろうか」と疑問を提起した。 <時事IN>のコ・ジェヨル記者はツイッターを通じて「ナイトクラブで李雪主(金正恩夫人)に会ったような話」とし国家情報院の釈明を批判した。

 チョン・チョンレ議員は9日午後2時に情報委の緊急会議を開くことを提案した。 しかしセヌリ党幹事のユン・サンヒョン議員が「セヌリ党議員が海外出ているため開けない」という立場に固執し会議は開かれなかった。

チョ・エジン記者 jiny@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/569107.html 韓国語原文入力:2013/01/10 16:34
訳J.S(1644字)