本文に移動

韓・中・日・露 連結する航路 拡張

登録:2013-01-08 23:23 修正:2013-01-09 08:20
東海・束草(ソクチョ) 環東海航路 再開・拡大
"交易中心地に育成すれば経済に役立つ"

韓国、日本、中国、ロシアをつなぐ東海海の道(北方航路)が再開される。 北方航路が再び開設されれば東海港(トンヘハン)と束草(ソクチョ)港は環東海圏の人的・物的交易の中心に位置するものと期待される。

 江原(カンウォン)束草市(ソクチョシ)は3月14日からロシア ザルビノ・ウラジオストック行航路に旅客船を投じ、運航を再開する計画だと8日明らかにした。 2000年4月に開設されたこの航路は中国、琿春・延吉(ヨンギル)を経て運航し白頭山(ペクトゥサン)を旅行する観光客と行商貿易商、ロシア観光客らが利用して北方航路(あるいは白頭山航路)と呼ばれるなど人気を呼んだ。

 これに伴い、年平均物流量も旅行客3万9000人余りと貨物4963TEU(1TEUは20フィート コンテナ1ヶ),中古車3810台に達し束草だけでなく高城(コソン)・襄陽(ヤンヤン)など雪岳(ソラク)圏経済の活性化に大きく役立った。 しかし2010年10月、船舶が防波堤と衝突する事故が起きた後、2年以上にわたり運航が全面中断された。

 束草市は北方航路の運航再開とともに6月には束草~日本 北九州・ロシア ウラジオストックを連結する環東海航路を開く計画だ。 パク・ジョンウ束草市、束草港物流事業所主務官は「韓・中・露を連結する北方航路に続き、韓国・日本・ロシアを結ぶ環東海航路まで開設されれば、束草が韓・中・日・露 4ヶ国交易の中心となりうる」と語った。

 江原道、東海岸地方自治体の中で唯一国際航路を開いている東海市(トンヘシ)も今年末に東海港(トンヘハン)~日本福井県敦賀市航路を新しく開く計画だ。 東海市は2009年6月から東海港~日本境港・ウラジオストック航路を運行してきた。 この航路はロシアに建設重機と中古車、日本にパプリカなどの農水産物を輸出し昨年だけで乗客4万8700人余りと貨物3万5450tを積み出した。

 イ・ドンチョル江原道環東海本部長は「東海岸を環東海圏旅客・物流の中心地に育成する国際航路活性化対策が必要だ。 国家間航路が地域経済活性化に実質的な役に立つよう力を注ぐ」と話した。

パク・スヒョク記者 psh@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/568866.html 韓国語原文入力:2013/01/08 21:36
訳J.S(1059字)