若い未婚男女の‘幸福’に対する考えを垣間見られる調査結果が出てきた。 2日、結婚情報会社デュオとチェ・インチョル ソウル大教授(心理学科)は20~30代の未婚男女1000人を対象に幸福の要素、幸福を感じる頻度などに関するアンケート調査結果を発表した。 20~30代の未婚男女は幸福の最も重要な要素は経済力であり、一週間に平均3.1回の割りで幸福を感じていると答えた。
幸福を感じる頻度は所得・学歴により違いが生じた。 年間所得4000万ウォン以上の未婚男女は一週間に幸福を3.5回感じるが、所得が1000万ウォン~2000万ウォンの間である人々はその頻度が2.8回にとどまった。 学歴よっても差異が生じた。 大学卒業者は一週間に平均3.2回の幸福を感じたが、高卒以下は2.4回幸福を感じると答えた。
回答者の36.8%は経済力が幸福を左右すると信じていた。 次いで健康(29.5%),愛(9.9%)が後に続いた。 だが、回答者が自身に対して最も不満に感じているのもやはり経済力だった。 本人の容貌・職業・学歴・経済力に関する満足度を評価した時、経済力に対する満足度は100点満点で41.7点に過ぎなかった。 最も満足しているのは本人の容貌で55.8点を記録した。
新年に対する期待感はアンケート調査でもあらわれた。 昨年若い未婚男女が評価した幸福指数は57.9点だったが、新年の幸福期待指数は62.9点で5点上がった。
今回の調査を進めたチェ・インチョル教授は 「幸福は本人が考える人生の態度と姿勢により変わりうる。 他人の基準ではなく自身が追求する幸福の基準と目的を良く考えて幸福の価値を見つけることが必要だ」と助言した。
チョン・ファンボン記者 bonge@hani.co.kr