北韓も我が国と同じく高齢化社会に進入したという統計が出てきた。
1日、北韓中央統計局の人口センサスを見れば、2008年現在で満65才以上人口が209万7000人で人口全体2405万2000人の8.7%を占めた。 北韓もやはり韓国同様に高齢化社会(高齢人口比重 7%以上)に進入したわけだ。 2008年基準で韓国の高齢人口比重は10.3%だ。 北韓人口センサスは北韓中央統計局が国連人口基金(UNFPA)から資金と技術支援を受けて2008年10月1日付基準で実施した統計資料だ。
北韓の高齢人口の特徴は、高齢女性が138万人で男性(71万2000人)に較べて2倍近く多いという点だ。 高齢人口比重は男が6.1%、女は11.2%であった。 このような性比は70才以上で男性人口が急激に減りより一層際立つ。 女性100人当りの男性数を意味する性比を見れば、65~69才で71.1人だったものが、70~74才では52.6人、75~79才30.9人、80~84才ではなんと16.7人に急減した。 80~84才の北韓人口は男1人に女6人という意味だ。 100才以上になると男は1人もいないが女は100~104才が54人、105~109才は8人だった。 110才を越える女も2008年には2人いた。
若者たちの結婚年齢は韓国に比べて早いことが分かった。 北韓の男性は20代半ばで、女は序盤から結婚していることが明らかになった。 未婚比率を見れば男性の場合、20~24才は98.2%でほとんど大部分が未婚だった。 しかし25~29才では64.8%に下がり30~34才では12.8%に急減した。 20代半ばから結婚し始め30代に入ればほとんどが配偶者を見つけるという意味だ。 35~39才の男性未婚比率は1.6%に過ぎなかった。 女性は男性に比べて結婚がより早かった。 25~29才の女性未婚比率は24.6%に下がった後、30~34才ではパートナーが見つからない女性は3.9%にとどまった。
クォン・ウンジュン記者 details@hani.co.kr