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キム・ソヨン候補 "警察が暴行" …遊説も阻止された

登録:2012-12-16 23:14 修正:2012-12-17 00:07
キャンプ "小競合いを行い拳で殴られた"
警察 "避けるために腕を振り回しただけ"
5日午後ソウル駅三洞(ヨクサムドン)の三星(サムスン)本館前で行った遊説で、キム・ソヨン候補(無所属)がバリケードに上がって警察に歩道側の道を開けることを要求している。 パク・ジョンシク 記者anaki@hani.co.kr

 警察が無所属大統領候補の選挙遊説を阻止し、小競合いの末に候補に暴行まで加えたという論難が起きている。

 キム・ソヨン無所属候補と支持者100人余りは15日午後、ソウル光化門(クァンファムン)広場で遊説を終えた後、大統領府の方向である鍾路区(チョンノグ)清雲洞(チョンウンドン)事務所前を行進し、これを阻止した警察と衝突した。 警察とキム候補支持者が小競合いをしている途中、ある警察官が振り回した拳がキム候補の顔に当たり、メガネが飛び痣ができたということがキム候補側の主張だ。

 キム候補側のパク・チョムギュ選挙闘争本部同行チーム長は「警察と対峙中、キム候補が‘顔を殴られた’として悲鳴をあげた。 警察官を呼び問い質すと‘誰かが帽子をひったくろうとしたので、避けるために腕を振り回し、不本意ながらキム候補に当たった’と説明した」と話した。 キム候補側はこの日、顔に痣ができたキム候補の写真も公開した。

 警察が公開した罪証映像を見れば、ソウル地方警察庁機動隊所属のある警察官が自身を引っ張るキム候補側の支持者を振り払う過程で彼の右手がキム候補の顔に当たる場面が出てくる。

 これに対してキム候補側は「警察が二時間にわたり遊説自体を封じ込め妨害したし、これによって暴行事件が起きた」として、17日ソウル鍾路(チョンノ)警察署長と警備課長などを選挙妨害などの疑いで検察に告訴すると明らかにした。

 警察は「遊説を口実にした未申告集会を遮断しただけ」という立場だ。 警察関係者は「キム候補の支持者に引きずらた警察官は暴行されて、まぶたに骨折傷を負い

病院で治療中」と明らかにした。 ただし、ソン・ドンヨン鍾路警察署警備課長は 「故意性はなかったが選挙候補者と関連してこうしたことが発生したことについて深刻な遺憾を表わす」と話した。

 最高裁判例は 「未申告集会も憲法の保護内にあって、他人の権利を侵害したり社会秩序に明白な危険がもたらされた場合にのみ解散を命令することができる」と明らかにしている。

パク・ヒョンチョル、オム・ジウォン記者 fkcool@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/565621.html 韓国語原文入力:2012/12/16 22:52
訳J.S(1163字)

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