英国の有力日刊紙である<ファイナンシャル タイムズ>のソウル通信員(correspondent)がツイッターを通じて韓国の2人の大統領候補の記者会見に参加した後、そのスタイルを比較して注目を集めている。 文在寅 民主統合党大統領候補は記者たちが自由に質問しても受けるのに比べ、朴槿恵セヌリ党候補は決まった質問だけを受けるというのが外国記者の目に映ったスタイルの差異だ。
<ファイナンシャル タイムズ>ソウル通信員サイモン モンディは12日、自身のツイッター(@simonmundy)に12日「文在寅の記者懇談会からたった今帰ってきた-彼は質問を受けるために1時間程度留まった。 先週、朴槿恵は5つだけ(恐らくあらかじめ選ばれた質問を)受けた」と上げた。
この日、文候補はソウル中区(チュング)の韓国プレスセンターでソウル外信記者クラブ所属記者たちに会う記者会見を行った。 朴候補は8日に同じ場所で似た性格のソウル外信記者クラブで記者会見を行った。
朴候補は記者会見であらかじめ決まっていた質問だけを受けるということで論難が起きていた。 朴候補は1日ソウル東大門区(トンデムング)の韓国外国語大学校で開かれた全国大学言論合同インタビューでも記者たちにあらかじめ決まった質問だけをするようにし、ある記者が投票時間延長に関し突発質問を投じるや慌てる姿を見せもした。 反面、文候補は先月13日午後3時、ソウル汝矣島(ヨイド)の私学年金会館大講堂で全国大学言論人大統領候補タウンホールミーティングを開き、あらかじめ決まっていた質問と共に決められていなかった質問を即席で受けた。
サイモン モンディはロンドンと南アフリカ共和国、ヨハネスブルクなどで仕事をし、現在はソウルに留まり<ファイナンシャル タイムズ>で韓国・北韓ニュースを取材している。
キム・ジフン記者 watchdog@hani.co.kr