原文入力:2012/10/11 21:22(1435字)
2012大統領候補 探求 安哲秀(アン・チョルス)の家族関係
日帝時、金融組合で働き
戦争物資の窓口役を果たした所
キャンプ "勤務有無 確認不能"
安哲秀(アン・チョルス)候補の家系を見れば、彼が裕福な家に生まれ、まっすぐ育った模範生だということがわかる。 ただし安候補が自身の本に‘私の守護神’という表現を使って格別の愛情を示した祖父 アン・ホイン氏に対しては過去の親日行為の有無を巡って論難が広がる可能性がある。
安候補の父親 アン・ヨンモ(81)氏は安候補と同じくソウル大を卒業した医師で、母親のパク・クィナム(76)氏も梨花(イファ)女子大を卒業したエリート女性だった。 安候補のソウル大医大の1年後輩である夫人キム・ミギョン(49)氏も現在ソウル大医大教授で、弟のサンウク(49)氏もソウルで漢方医をしている。 妹のソンヨン(46)氏の夫も歯医者だ。 安候補の娘ソルヒ(24)氏は中学校の時に両親について米国に留学した後、今日まで米国に留まっていて、ペンシルバニア大大学院で修士学位(数学・化学専攻)を受け博士課程を控えている。
祖父アン・ホイン(1906年生まれ)氏は慶南(キョンナム)梁山(ヤンサン)が故郷であり、釜山商業学校を出た。 祖母も釜山初の女性教育機関である釜山鎮(プサンジン)日新女学校を卒業した。 祖父の親日論難に火が付いたのは安候補がソウル市長候補を譲歩した直後の昨年9月、月刊誌<女性朝鮮>とのインタビュー内容が発端になった。 父親は安候補の祖父である自身の父親をこのように紹介した。 「安哲秀(アン・チョルス)という名前は私どもの父親が付けました。父親は日本強制占領期間に金融組合で仕事をしていました。 その時代にも教育をたくさん受けた人で釜山商業学校を卒業しましたが、その時は日本人が支店長をしていた時期であり、解放後に農協支店長をつとめたはずです。」
このような内容が知らされインターネットでは安候補の祖父の親日論難が広がった。 日本強制占領期間、金融組合は総督府の監督下で貨幣整理事業や土地調査、税金収奪に従事したし、戦争物資を供出する窓口の役割をしていたという指摘が出た。 一部ブロガーは「安候補の父親が‘日本人が支店長をした時期なので解放後に支店長を務めた’と話した部分を見れば、相当な高位職だっただろうという推測が可能だ」と主張している。 2007年大統領選挙の時も当時チョン・ドンヨン民主党大統領候補の父親が解放前に金融組合で働いていた事実が知らされ、当時ハンナラ党の攻撃を受けもした。
これと関連して安候補キャンプのクム・デソプ状況室長は「現時点では安候補の祖父が日本強制占領期間に金融組合で仕事をしていたか確認できる資料がない」としつつ「安候補の祖父は慶南、泗川(サチョン)の方の‘朝鮮米倉’で退職されたと理解している」と説明した。 アン・ホイン氏が最後に退職したという‘朝鮮米倉’は大韓通運の前身である‘朝鮮米穀倉庫株式会社’を指すが、朝鮮米倉もやはり日本強制占領期間に米収奪と軍需物資移動のために作られた会社だ。 ソク・ジンファン記者
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/555433.html 訳J.S