原文入力:2009-04-06午後09:35:43
チョン前長官, 無所属 出馬意向
イユ・チュヒョン記者
チョン・セギュン民主党代表とチョン・ドンヨン前長官が正面対決に上り詰めている。
民主党は6日午前、チョン代表主宰で最高委員会を開きチョン前長官に全州,徳津再選挙公認を与えないことを決めた。最高委員会は決定文で「民主党が一貫して推進してきた全国政党化努力に照らして、チョン前長官が全州,徳津に出馬することは適切でないと判断し、公認しないことにした」と明らかにした。決定文はまた「チョン前長官は民主党の大切な資産であり大統領候補を務めた方として、党内団結と反MB戦線の堅固な構築のために愛党的決断を通じ党の決定を受け入れてくれることを丁重に要請する」と明らかにした。
党内では直ちに破裂音が溢れた。カン・チャンイル,ムン・ハクチン,パク・ヨンソン,チェ・キュシク,イ・ジョンゴルなど議員15人は、この日午後直ちに声明を出し「党指導部の独断的公認排除決定を厳重警告し、こういう決定で引き起こされるすべての問題に対して全面的に責任を負わなければならない」とし議員総会招集を要求した。チョン代表とチョン前長官の妥協を仲裁したキム・ヨンジン,パク・サンチョン,イ・ソクヒョン,チョン・ジョンベなど重鎮議員4人も報道資料を出し「深い遺憾を表明する」と立場を明らかにした。
チョン前長官は未だ明確な返事を出さずにいるが、党内では結局は無所属出馬するという展望が支配的だ。チョン前長官はこの日午後声明書を出し「‘サイ(注:犀は韓国語でムソ、無所属を連想させる)の角のように一人で行けという言葉’が心に届く」として遠まわしに無所属出馬の可能性を表わした。
チョン代表側はチョン前長官の無所属出馬で全州,徳津再選挙を失う状況も甘受するという断固たる態度だ。チョン代表はこの日の記者懇談会で「院内外,首都圏や弱勢地域で努力する政治人たちが勇気を持って未来を切り開く雰囲気を維持しなければならないのではないか」と話した。補欠選で湖南議席を失っても首都圏での議席確保という更に大きい目標に向かって進むほかはないということだ。党指導部は今週、全州,徳津と仁川,富平の候補をすべて決める予定だ。
イユ・チュヒョン記者edigna@hani.co.kr
原文: 訳J.S