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文在寅(ムン・ジェイン)・安哲秀(アン・チョルス) 李明博「言論弾圧」批判にも朴槿恵(パク・クネ)は「無視」

大統領候補の相反する姿勢注目

原文入力:2012/10/06 01:10(680字)

言論長期ストライキと大量懲戒による後遺症が続く中で、これに対する大統領候補の姿勢が明確に交錯している。文在寅(ムン・ジェイン)・安哲秀(アン・チョルス)候補が李明博政権の「言論弾圧」を批判して言論労組の行事にも参加するのと異なり、朴槿恵(パク・クネ)候補は無視で一貫している。

文在寅民主党候補は5日午後、ソウル孝昌洞の白凡記念館で開かれた「YTN解職事態4周年行事」に参加し、李明博政権で起きた「言論弾圧」を批判した。この日の行事に安哲秀候補側からは朴仙淑(パク・ソンスク)選挙総括本部長が参加した。

これに先立ち安候補は先月25日「答えなさいPD手帳」行事に参加して「PD手帳」作家解雇を批判し、「与野党の合意内容と過程を国民が知っているのに、それを守らないのは非常識」として、事実上、金在哲(キム・ジェチョル)文化放送(MBC)社長の退陣を要求した。文候補はこの行事にキャンプ共同スポークスマンである都鐘煥(ト・ジョンファン)議員を送り、手紙を手渡した。

しかし朴槿恵セヌリ党候補は放送会社労組の招請にも応じず「言論事態」に明確な立場を出していない。キム・スジンYTN労組広報部長は「朴候補側にも行事参加を要請したが、返答がなかった」と話した。言論ストライキに対する朴候補の言及は、6月、文化放送大量懲戒事態について「残念だ」と話したことが全てだ。チュ・ヘソン言論改革市民連帯事務総長は「このような態度は李明博政権の言論自由侵害を黙認するという意味にしか見えない」として「政権獲得時、朴候補の言論政策がどうなるか憂慮される」と話した。ユ・ソニ記者 duck@hani.co.kr

原文:https://www.hani.co.kr/arti/society/media/554538.html 訳 M.S